2013.9.15 きんたメール第368です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「カタルシス(浄化)・・・」
敬愛する皆さま 板橋からです。3連休で2週続けて帰京。床のワックスがけのため、家具などすべて移動しながらの大掃除でクタクタになりました。でも、床がピカピカになってきれいになったので気持ちがいいです。台風18号の影響で大雨が予想されています。場所によっては警戒が必要です。ご自愛くださいますように。
さて掃除の前と後の心の状態はまったく違うように、心の掃除がどれだけ大事なことかを「こころを聴く」三永恭平著(日本基督教団出版局)を読んで感じました。ユダヤ人医師のブロイエルやフロイトは、心の「煙突掃除」と呼んで、聴くことでこんな経験をしています。ヒステリー状態の人に、発病当時の経験を思い起こさせ、それを話させると不思議にその症状が消えることに気が付きました。ちょうど煙突から黒い煙を吐き出させると窯がよく燃えるようになるのに似ていたからです。
私たちのこころにも同じことがあります。吐き出すことができなかったある種の感情(恨みつらみ、怒りと憤り、不審疑い、憎しみ、不安、破壊的衝動など)は、誰かに話すにしても快く聞いてもらえるものではなく、むしろ嫌がられるので自分のこころの中にしまいこんでしまいやすくなります。
しかし、こういった感情はほうっておくと、わたしたちの心の中でさまざまは毒素を発酵させて、病的な精神状態をつくりだし、不健全な生活をさせたり、身体的にも悪影響をも与えると言われます。
それゆえに、心の中にためられたものを、ことごとく吐き出す必要があるのです。こういったことをカウンセリングでは「カタルシス」と言います。「浄化・浄化法」という意味です。だから、聴いてもらえるだけで煙突掃除がされて約70〜80%は立ち直ることができると言われています。それくらい「聴く」ことは大事なことです。
「わたしは黙し続けて/絶え間ない呻きに骨まで朽ち果てました。御手は昼も夜もわたしの上に重く/わたしの力は/夏の日照りにあって衰え果てました。わたしは罪をあなたに示し/咎を隠しませんでした。わたしは言いました/「主にわたしの背きを告白しよう」と。そのとき、あなたはわたしの罪と過ちを/赦してくださいました。」詩編32編3〜5節
安心して吐き出せる場所があれば、人はいきいきと生き返ります。「休まれる教会」を目指す板橋キリスト教会は、私たちを通して主が聴いてくださることを求め続けていきます。同時に私たちも証し・告白をしあえるようになれればと願います。覚えてお祈りください。
【板橋教会】・・・2013年37回目の礼拝です。今週は礼拝後に恵み会・手話教室があります。主が豊かに導かれますように覚えてお祈りください。板橋キリスト教会にリバイバルが起こりますように。新保牧師、まつだ兄、わたなべ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご 存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。
今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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