バプテスト教会とは
キリスト教は、大きく「ローマンカトリック」と「プロテスタント」の2つに分けることができます。その中でバプテスト教会は 17世紀にイギリスで生れたプロテスタントの1教派の名称です。入信する時受ける儀式バプテスマ(全身を水に沈める形の洗礼)から生れました。
バプテスト教会の特徴は、「自由」と「平等」にあります。教会では牧師と信徒の間に、何の身分的な差異もありません。そして、自覚的に信仰を持つ人達が教会を支え、絶えず民主的な教会運営をめざしている集まりです。
板橋教会は、日本バプテスト連盟 東京西バプテスト教会の子教会です。 弱く小さな群れですが、神さまがいつも一緒におられる恵みで溢れています。礼拝後にみんなで一緒に食事をしていますが、みんなで食べるとさらにおいしくなります。こんな小さな繋がりが大きな力になることを学んでいます。迷った一匹の羊のために命をかけて探される神さまの愛はすばらしい!。だから、どの人も神様に愛されていることを確認してほしいと願っています。
牧師ごあいさつ
牧師 新保雅雄父親がやくざの組長をしていた関係で、幼少の頃から、男は「金」と「力」が全てであると教えられてきました。私もいつかは、「二代目」をついで父親のような立派なやくざになることが夢でした。その父親が50才のとき大動脈瘤破裂という病気で生死をさまよいましたが、しかし2週間の昏睡から奇跡的に生還し、そのときに見た夢によって、キリスト教会へ導かれました。 その後、自宅を開放し聖書の福音伝道を始めて、その父親への親孝行がきっかけで、私もキリスト教会へ導かれ、その年のクリスマスにバプテスマを受けました。それから15年後、友人と二人で板橋キリスト教会(単立)として現在の場所で開拓伝道を始めました。その後、沢山の兄弟姉妹に支えられ現在に至ってます。 この地で伝道して「心病んだ人が沢山いること」に驚かされました。教会は、そんな傷ついた人たちが「誰でも気楽に休める場所」であってほしいと願っています。 |
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副牧師 北村紀一(2015年3月まで)電話相談に関わり18年以上になりますが、つくづく「聴いてほしい人」が多いな〜と感じています。だから聴いてくれる人が増えたらいいのにな〜とも思っています。 そもそも私にもつらいことがあり、鬱になり絶望的な時期がありました。異臭漂う呻きと嘆きがあふれ出すそんな時に(否定もせず丸ごと受けとめて)聴いてもらえたことは、涙が出るほど「うれしい」ものでした。自分でも受け入れられない「自分」を受け入れられた経験によって「神さまの愛」を確かなものとして感じたのです。同時に「赦し」の大切さも知りました。 そういった経緯で、板橋教会では、自分の中の「聴く人」が目覚め起こされるように毎月第3日曜日に「恵み会」を開いています。「聴いてほしい人」が聴いてもらう経験をして「聴く人」に成長していけるように「分かちあう」ことってなんだろうをテーマに話し合いをしています。一緒に「聴く」ということを考えてみませんか。 |