2024.10.20.きんたメール第942号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた（北村）の独り言
『今を生きる・・・』〜に学ぶ〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。暖かい秋ですね。読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋、実りの秋をいっぱい感じたいですね。世界中にたった1人しかいないそれぞれの特別なわたしたちは、立場や背景や現状の出来事による見方、感じ方、気持ちは1人ひとり違いますが、十字架の愛によって互いに尊重しあい理解し合う姿勢と知恵で満たされますように。何があっても変わらない主の愛に感謝いたします。
さて、私の母は認知症と診断されて数年が経っていますが、ヘルパーさんや看護師さんのフォローもあってひとり暮らしで頑張っています。弟やわたしも定期的に顔を出していますが、心配なことがあって今週は一週間泊まりで母と一緒に過ごしました。
脳の記憶をつかさどる部位に何らかの働きを妨げてしまう障害があるため、普通に記憶が抜けてしまうのです。現代の医学では、解決できない状況です。
そのため時には理解することができないこともありますが、対話はできるし、その時の感情もあるのです。ただ本人の意思とは関係なく、さっき話したことも忘れてしまうし、これからのことを話しても忘れてしまう。曜日もわからなくなります。まさに「今を生きる人」です。ある意味、単純明快な生き方なので「今を生きる」から学ぶことがあります。
わたしたちが思う以上に本人はさまざまな場面で何らかの違和感を感じているでしょうし、瞬間移動したように昔の記憶と今を錯誤した中で言葉にできない不安や恐れなども感じているかも知れません。
しかし、それでも本人なりに一生懸命なのです。今をその人なりに、今できる精一杯で生きているのです。つまり、その言動には本人なりに意味があるのです。どの人にも当てはまることではないでしょうか。
わたしもそうですが、見た目や言動に加えて自分の常識や感覚で、どうしても判断してしまうのです。しかし、わたしたちは関わりからその人の世界觀を理解できますように学び続けさせていただきたいと思います。
それぞれに個人差があると思いますので、一律にはいきませんが、1人ひとりが理解されて生きやすい社会となりますようにと願いますし、安心の居場所が備えられますようにと祈ります。
関わる方々が慣れても何度も何度も同じことを確認されるとストレスを感じてしまうこともありますので特に助けてくださいますように。ストレスが理解する心へとつながりますように助けてください。
「みんな違って、みんないい」が実現されますように。十字架の愛によって、わたしたちを神さまの愛で満たしてください。まず神さまに心を向ける練習をし続けていけますように助けてください。1番必要なところに愛が現されますように。
「ですから、神様は多くの器官を造られましたが、体は一つなのです。 目が手に、「私には、あなたなんか必要じゃない」などとは決して言えません。また、頭が足に、「あなたなんかいらない」とも言えません。 それどころか、弱く、不要と思われている部分が、実は最も必要なものです。」コリント人への手紙�� 12:20-22 JCB
あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会（十字架が目印）へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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