2024.6.9きんたメール第923号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『嘆いてもいい・・・』〜嘆きの中にある思いに気づかせてください〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。いつも、神さまに心を向ける人は幸いです。でも、実際は目の前のいろいろなことに心がとられやすいのがわたしたちです。そんなわたしたちですが、そこから豊かな知恵を求めることができますように1人ひとりを助けてください。世界中にたった1人しかいないそれぞれの特別なわたしたちが、互いに尊重しあい理解し合う姿勢と知恵で満たされますように。何があっても変わらない主の愛に感謝いたします。
さて、先日はキリスト教会が経営母体の認知症専門のグループホームを母と一緒に見学させていただきました。私の母も認知症なので、今後のことも考えて何度も母に確認しましての見学です。
見学に行くまでは、確認するとその都度見学はしてみたいと言うのですが、また忘れてしまうので何度も確認します。
しかし実際に見学するとやはり不安になるみたいなのです。変化に弱いのですから当然です。だから「参考のための見学だけだよ」と言うことも何度も伝えて安心してもらうようにしています。ちなみに見学させていただいたグループホームにいる方々は笑顔が多かったですが、まったく笑顔のない方もおられました。そのため安心の居場所になれるようにと目指す姿勢が伝わってきました。
認知機能に何らかの障害があるので認知できないのですが、本人なりに一生懸命対応しています。でも、理解されにくいのです。それで本人も周りもイライラしてしまうこともあります。その度に胸が痛みます。ご理解いただける方もおられるのではないでしょうか。
これだけ医療が進化しているのに、何で認知機能の問題(特に短期記憶機能)には改善する事例がないのでしょうか。生活や対話にも影響してきますしいろいろ考えてしまいます。理解するよりも改善することに縛られてしまいます。それぞれにいろいろあるのではないでしょうか。
人生には、「何でですか?」と思うことがありますよね。そんな時、わたしたちはどんな気持ちになるでしょうか。
聖書には、悲しみや苦しみの中で嘆きの祈りの場面が多くあります。そのような中でも、私たちは神さまに向かって嘆きの祈りをしてもいいのだと教えてくれています。
ちなみに詩編の3割くらいは嘆きの祈りなのもビックリです。「ああ主よ。私は失意のどん底から、 あなたの助けを叫び求めます。 「お願いですから、私の訴えを聞いて、 助けてください。」」詩篇 130:1-2 JCB
すべてをご存知の主はかならず最善へと導いてくださいますことに感謝いたします。どうか、向き合って主により頼むことを学ばせてください。信頼と誠実さを忘れないように学ぶことができますように助けてください。
「あなたは私に難題を与え、 苦しみもがくようになさいました。 しかし、あなたは地中深くから私を引き上げ、 再び生き返らせてくださいます。 そして、以前にもまさる名誉を与え、 再び御顔を見せて慰めてくださるのです。」詩篇 71:20-21 JCB https://bible.com/bible/83/psa.71.20-21.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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