2024.4.14きんたメール第915号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『十字架の愛によって赦された罪人・・・』〜わたしのアイデンティティ〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。変化の中にある人も、そうでもない人もおられますが、変化の時は見た目では気づかないストレスがかかっていることがあります。そのように見えないところで、それぞれが抱えています気持ちに寄り添うことができますように、わたしたちを助けて導いてください。すべてをご存知の主がお一人ひとりに愛を示してくださいますことに感謝いたします。
さて、自分のアイデンティティを確認すると、私は十字架の愛によって神の子とされた罪人です。つまり赦された罪人です。
罪人とは、神さまから離れてしまうこと。神さまをすぐに忘れてしまうこと。神さま以外のものにすぐ心がとられてしまうことだとわたしは理解しています。
だからわたしは罪人です。しかし、そんなわたしのために十字架にかかってくださいましたので赦された罪人なのです。だから赦されることのありがたみを忘れないようにしたいのです。
聖書のマタイの福音書18章21〜35節のテーマは「赦し」についてです。ペテロがイエスさまに「赦すのは7回までですか」と確認すると、イエスさまの答えは「7の70倍です」。つまり、何回でも赦しなさいと言われました。そして、たとえで赦された家来のお話しをされたのです。以下概略です。
王様に多額(1億)の借金をした家来が王様に呼ばれます。家来は今は返せないから待ってくださいと懇願しました。哀れに思った王様は、すべてを帳消しにしてくださいました。喜んだ家来は感謝して帰るのですが、今度は自分に100万借金している人に出会いました。すると、その人も「今返せないから待ってください」と懇願しました。
この帳消しにしてもらった家来は、この後どのように対応したと思いますか。
王様が赦してくれたようにすればよかったのですが、その逆のことをしてしまったのです。赦さないで牢屋に入れたのです。
このように、赦されて自由にされたのに、そのことを忘れてしまうと、神さまを忘れている状態なので、赦せないと言うことに心が縛られる(牢獄)のです。このたとえは、自分のために十字架にかかってくださいましたイエスさまのことを忘れてしまうのと同じですよね。
でも現実は忘れやすい弱さがあるのです。だから赦された罪人であることを忘れないようにしたいのです。ご一緒にいかがでしょうか。十字架の愛を人生の土台となりますように助けて導いてください。
「互いに耐え、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったのですから、あなたがたも、人を赦すべきではありませんか。」コロサイ人への手紙 3:13 JCB https://bible.com/bible/83/col.3.13.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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