2024.4.7きんたメール第914号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『豊かな実になる・・・』〜聴く耳を〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。桜がきれいですね。入園式、入学式、入社式などもあり、新しくはじまる人にも、なかなか思い通りにいかなかった人にも新しく気持ちを切り替えて新しいはじまりを応援してくれているようです。桜さんたちに感謝いたします。またすべてをご存知の主がお一人ひとりに愛を示してくださいますことに感謝いたします。
さて聖書のマタイの福音書13章には、農夫の種まきのお話しがあります。種の落ちた場所と、わたしたちの聴く姿勢が対比されています。聴く耳のある人になりたいですね。
イエスさまのたとえは、とてもわかりやすいのに深いですよね。
種の落ちた場所に注目してみます。ある種は「道ばた」に落ちました。でもすぐに鳥に食べられてしまいます。ある種は「土の浅い石地」に落ちました。でも土が浅すぎて十分に根がはることができませんでした。ある種は「茨の中」に落ちました。でも茨に覆われて成長できませんでした。
しかし、ある種は「耕された良い地」に落ちました。そこに蒔かれた種は、30倍、60倍、100倍にも実を結んだのです。すごいですよね。
「良く耕された地」に蒔かれた種が成長するように、聴く耳のある人は成長するのです。
一方で聴くことの弊害になっているものがわかります。「道ばた」とは聴いても理解しようとしない硬い心のことです。「土の浅い石地」とは、聴いた時は喜んでいますが、深く根をおろすことができないため、何かあるとすぐに心が離れてしまう浅い心のことです。「茨の中」とは神さまの言葉を聴いても、生活の労苦や金銭欲で塞がれてしまう心のことです。
わたしは、この御言葉が自分のことを言われているように思えて、悩んだこともあります。でも、そんな自分のために主は十字架にかかってくださいました。十字架の愛によって、そのまま現実を受け止められるように求めると神さまは聴く耳を成長させてくださることも学んでいます。
現実をそのままを受け止める心が耕されることで、聴く耳を豊かにしてくださいます主が、30倍60倍100倍の実がなりますように豊かに祝福してください。そのためにまず主に心を向けて求めていきたいと願います。ご一緒にいかがでしょうか。
「最後に、良い地というのは、神のことばに耳を傾け、それを理解する人の心のことです。このような人こそ、三十倍、六十倍、百倍もの実を結ぶことができるのです。」マタイの福音書 13:23 JCB https://bible.com/bible/83/mat.13.23.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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