2023.10.1きんたメール第886号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『ちょっと聴いてください・・・』〜今月は傾聴月間に〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。10月に入りました。インフルエンザ、コロナの感染が増えています。主の癒しで満たされますように。10月の月日も主が共にいてください。あなたは大切な存在です。それぞれお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主が共にいてくださいますように。
さて、日本で自死選択をしなくてはならないほど追いつめらていた人は昨年で21,881人です。耐えている人はその12〜15倍以上の方々が気づかれないまま苦しんでいる可能性があります。そのため毎年20,000人以上の方が心の傷の手当をされないまま絶望して自死を選択しているのです。また年代別で見ても10〜30代の死因の1位になっています。これも世界の中で日本だけです。
この日本の歪を誰が是正していくのでしょうか。
救いなのは、日本にもいのちの電話やよりそいホッとライン、ライフライン、あなたのいばしょなどの団体の傾聴ボランティアがよりそいながら聴いています。でも現実は相談員の人数が足りない状況です。
だから、つながりにくいと言う問題があると言われています。わたしの計算だと、現状の傾聴ボランティアの人数は最低でも3倍は必要だと思います。
そのように傾聴ボランティアの数が増えるといいのですが、なかなか簡単ではありません。
そこでお願いがあります。まずは1人でよいのであなたの身近な人の声に、あなたが耳を傾けてほしいのです。
自分と価値観が違っていても、また理不尽なことがあっても、感情的にならないで何でそうしなくてはならないのかな。何がそうさせているのかなと気持ちに寄り添って耳を傾けてほしいのです。
「聴く」の基本は相手を理解しようとする姿勢です。英語のunderstand(アンダースタンド)です。つまり「下に立つ」です。上から目線では理解できないからです。
神さまに接していると思うくらいに、その人を大事な人だと尊重します。聴くことは相手を大事にすることだからです。
1人でも多くの人がそうしたら、新しい景色が見えてくるかも知れません。チャレンジしてください。お願いいたします。それでもきついと感じたら、ここにメールして吐き出していただいても大丈夫です。
「愛する皆さん。人のことばにまず耳を傾け、自分はあとから語り、怒るのは最後にしなさい。」ヤコブの手紙 1:19 JCB https://bible.com/bible/83/jas.1.19.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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