2023.6.11きんたメール第870号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた（北村）の独り言です。

『虹をみたら思い出してね・・・』〜ノアの方舟を〜

　敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。これから約1ヶ月くらいは梅雨とお付き合いですね。足元に気をつけてくださいね。あなたは大切な存在です。不快に感じる梅雨の時期も恵みの時として、それぞれお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主が共にいてくださいますように。

　さて、コロナ緩和に伴い教会でのCS（教会学校）も対面でのクラス再開となってきたのではないでしょうか。

　わたしが所属します教会の教材は「成長」（いのちのことば社）を使用させていただいております。今はノアの方舟のところから学んでいます。

　ノアの方舟のお話しは有名ですよね。神さまが造られた人間とそのための世界でしたが、神さまと一緒の生き方より、自分さえ良ければ何でもありの生き方を選ぶ人が多くなり、まるで弱肉強食、暴力、強盗など、愛と信頼関係がないひどい社会になってしまいました。

　神さまは心を痛め、人間を滅ぼそうとします。ところが、そのような中、人間らしさを失わずに神さまに祈る人がいました。ノアです。神さまはノアに今後のことを伝えました。

　ノアは、「もうすぐ大雨で洪水になるよ」と海のない陸地で大きな舟を作っていたので、聴く耳のない人たちからは、何をおかしなこと言ってるのかなどバカにされたり、変人扱いされます。

　しかしノアは神さまに心を向け続けていましたので、みんなが神さまに心を向けないことに悲しくなりました。しかし、そのような思いもすべて神さまにおまかせしました。

　ノアの家族と、あらゆる動物のつがいが一緒に舟に乗り込むと、神さまは長い間大雨にされます。地上はすっかり水に覆われてしまいました。このメッセージから「本当の支え」に気づいてほしいのです。

　洪水に巻き込まれた時、死に直面した時、お金や権力は支えになりますか。何が支えになりますか。みなさんはどう思いますか。

　その後、水が引いて地面も乾いて来ました。ノアの方舟に乗った（神さまに信頼していた）人や動物は救われました。神さまが一緒なら、そこが天国だからです。

　神さまは、どの人も、もれることなくノアの方舟に乗ってほしいのです。神さまから離れていた人（わたしも）が、立ち帰ることを望んでいるからです。あなたの帰りを待っているのです。

　そして、わたしたちが神さまと一緒に生きる者として、ノアの方舟のお話しを思い出すように、そのしるしに虹をかけてくださいました。虹を見たら思い出してくださいね。神さまと一緒の生き方こそ、幸せだからです。そのためにイエスさまが十字架にかかってくださいました。

　あなたがどのような状況にあっても、あなたを見捨てないし、あなたの本当の支えになるからです。神さまと一緒ならそこが天国なのです。

「それから神は、ノアと息子たちに約束しました。 「あなたたちとあなたたちの子孫、生き残った鳥、家畜、野生の動物すべてに、わたしはおごそかに誓う。もう二度と洪水で世界を滅ぼしたりはしない。 その約束のしるしに、 雲の中に虹をかけよう。この約束は、あなたたちと全世界に対し、この世の終わりまで効力を持つ。 雲が大地を覆う時、虹が雲の中に輝くだろう。 その時わたしは、いのちあるものを二度と洪水で滅ぼさないと、堅く約束したことを思い出そう。 雲間にかかる虹が、地上のすべての生き物に対する永遠の約束を思い出させるからだ。」」‭‭創世記‬ ‭9‬:‭8‬-‭17‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/gen.9.8-17.JCB

　ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。

　どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会（十字架が目印）へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。

　ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主