2023.3.12きんたメール第857号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『視点の焦点・・・』〜広がる恵み〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。春らしい気候になってきましたね。うれしい反面、花粉症の人にとっては鼻が敏感に反応する厳しい時期でもあります。わたしもそのひとりです。それぞれの場所でいろいろなことがあるお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主の祝福が豊かにありますように。
さて、視点について考えてみました。わたしの視点は、自分にとっては、よく見えていると思っています。たしかに実際に見ているからです。でも、見ている焦点はどこでしょうか。立場や背景、常識や習慣などによってもさまざまですね。
面白いことに何人かで分かち合うと、「えっ、そんな見方があるのか」と、自分の視点では見えないところが見えてきたりします。そんなことを繰り返すことで、自分の見えている視点は狭いことに気付かされていきますし、一方で視点の焦点を変えて見る恵みが楽しみにもなります。
聖書には視点がテーマのお話しがたくさんあります。●人の目の中の小さなおが屑は気づくのに、何で自分の目の中にある大きな丸太には気づかないのか? ●目隠しした人が、目隠しした人を導いたらどうなるのか? ●自分にとって楽で広い門はよく見えるのに、本当に必要な選択肢はないがしろにして狭い門にしてしまうのか?
などなど。そして大事のことに目が開かれると、「目からウロコが落ちた」と言われるのです。
自分の見方だけが真実みたいに錯覚してしまいがちですし、気になるところに心があると言われるように、どうしても、そこに視点の焦点が向いてしまうわけですが、それがすべてではないことがわかりますね。だからこそ、自分とは違う視点に触れることが大事なのでしょう。
ただ自分に都合よくしたい、または思いとおりにしたい時は、それ以外の視点の焦点はは排除しようとしますし、操作しようと働きます。でも理解し合うためには、葛藤するかも知れないけど、視点の焦点を変えることが、かえって自由になりますよね。わたしたちは、そのことをどこかでわかっているのではないでしょうか。
関わりや交わりがないと見えない視点があるので、そんな多様な視点を楽しめますように助けて導いてください。立場や背景などによって視点の違いを配慮して見ること、聞くことができますように。
「しかし、あなたがたの目は見ているから幸いです。また、あなたがたの耳は聞いているから幸いです。」マタイの福音書 13:16 JCB https://bible.com/bible/83/mat.13.16.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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