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ニュースレター : 『心の絆創膏の貼り方・・・』〜実は同じようにするだけ〜
投稿者 : church 投稿日時: 2023-02-12 05:48:38 (405 ヒット)

2023.2.12きんたメール第853号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。


 『心の絆創膏の貼り方・・・』〜実は同じようにするだけ〜


 敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。雪の日は寒かったですね。また大変な状況にありますトルコとシリアの被災者の上に主の慰めと救いがありますように。ウクライナとロシアに平安が訪れますように。すべての受験生とご家族の上に、またそれぞれの場所でいろいろなことがあるお一人ひとりの上に人生を豊かにする知恵で満たしてくださいますように。主の祝福が豊かにありますように。


 さて、みなさんは、自分が傷ついた時に


心の絆創膏の貼り方


をご存知でしょうか。今までそんなこと教えてもらったことがないよ。と思う方がほとんどだと思います。実はとても簡単です。よきサマリア人のたとえを応用するだけです。


 たとえば、目の前に足を骨折した人がいます。とても痛そうにしています。あなたはどうしますか?


 まさか、否定するように「走れ」とか「何で走れないの」とは言いませんよね。でも、傷ついた時にさらに追いつめたり、責められたりした経験もあるのではないでしょうか。


 なので、否定ではなく、よきサマリア人のたとえのように、「痛かったね」と気持ちに寄り添いながら手当して病院に行きます。それが安心のケア、つまり心に絆創膏を貼ることになります。普通に当たり前のようなことですね。


 これを自分にも同じようにするだけです。心ない言葉や、いろいろあって思い通りにうまくいかないと自分に自信がなくなるだけではなく、こんな自分なんて嫌いだと思うことがあります。その状態はとても辛いことです。


 それで自分を責めるか、まわりを責めるかしますが、結果的にそんな自分を受け止めきれずに、自分を責めてしまう、いない方がいいと思うようにもなりますよね。


 しかし、それが骨折している人に「走れ」と言っているのと同じことをしていることになるのです。だから、一度立ち止まって、ちょっと深呼吸してみましょう。


 そうすると今、必要なのは「手当」だとわかります。そして「辛かったね」「苦しかったね」と気持ちをわかって、寄り添うことが必要です。必要なのは否定(責める)ではなく「手当」(寄り添い)ですね。単純だけど難しいかもしれません。


 なので、あえて自分で自分に声をかけます。不安な時は「不安だよね」、辛い時は「辛いよね」と状況に合わせて声をかけます。気持ちに寄り添います。それが心の絆創膏の貼り方なのです。


 何を幼稚なことを言ってるんだ、そんなことしたら、もっと落ち込んでしまうじゃないかと思われるかもしれませんが、試してください。不思議なことに居場所ができます。


 慣れてくるまで大変ですが、すごい力になります。なぜならば、あなたは痛みを知っているからです。人は言葉で傷つきますが、また言葉で癒されます。その言葉に「心」があると癒されるのです。


 そして、実は骨折した人にするように、自分でも自分にできるのです。自分にする人はほかの人にもできます。誰でも自由にできます。(神さまが一緒にいるところは、どこでも天国だからです)


 よきサマリア人のたとえには、隣人候補が3人登場します。2人は社会的に地位のある立派な人と言われている人ですが、強盗に襲われて傷ついた人を見ると、関わらないように避けて通りすぎました。しかし社会的にはバカにされていたサマリアの人は、傷ついた人を見ると気持ちに寄り添って手当したのです。痛みを知っていたからです。つまり立場ではなく「痛みを知る心」があるかないかなのですね。心(痛みを癒される神さまの愛)を求めていきましょう。


「この三人のうちだれが、強盗に襲われた人の隣人になったと思いますか。」 律法の専門家は答えました。「もちろん、親切にした人です。」この答えを聞くと、イエスは言われました。「そのとおりです。あなたも同じようにしなさい。」ルカの福音書‬ ‭10‬:‭36‬-‭37‬ ‭JCB‬‬ https://bible.com/bible/83/luk.10.36-37.JCB


 ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。


 どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。


 ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主


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