2022.12.18きんたメール第845号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『ぬくもり・・・』〜冷え切ったところに〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。アドベント(待降節)4週目です。来週はいよいよクリスマスですね。それぞれの置かれた場所で、よいクリスマスをお迎えくださいね。できましたら教会で一緒にクリスマスを過ごしましょう。それぞれお一人ひとりのすべてをご存知の主が、それぞれの心を「ぬくもり」で満たしてくださいますように。
さて、わたしはマザーテレサさんが大好きです。実際にはお会いしたことはありませんが、いろいろなメディアや書籍で見ていたので、すごく身近に感じています。だから彼女の言動から心を動かされることがたくさんあります。同じように影響を受けた方も多いのではないでしょうか。
彼女の言葉に触れると、世界にはたくさんの苦しみが身近にあることを確認できます。物質的なこと、飢餓、さまざまな病い、どれも本当に苦しいことです。その中で最も大きな苦しみは、「孤独」だと言うのです。
「愛されていない」と感じること、「友がいない」と感じること、そして、自分は「だれにも必要とされていない存在」だと感じること。これが「孤独」感です。
その状態に対して一番つらい仕打ちが「無関心」だと・・・、たしかに、その通りです。当時このようなお話しを聴いたことがなかったわたしには、目からウロコが落ちるような言葉でした。
わたしも含めて自分のことだけになってしまいやすい社会の中で、ないがしろにされて孤独になっている人がいることに、気づかないのか、見ないようにしてしまうのか、関わると面倒だと思うのか、いずれにしても、それが心のない無関心になっているのです。
でも、神さまの愛は、それぞれのわたしを通して働かれるのです。そのために、クリスマスは、よき知らせ(福音)なのです。
そんな誰にも気づかれないような場所に、神さまの愛であるイエスさまは来てくださいました。だから嬉しいのです。孤独を感じる人には、よき知らせなのです。
神さまは、「あなたは必要だよ。なぜなら、わたしがあなたを創ったからね。そして、そのまんまで愛しているよ。」と、神さまの「ぬくもり」がいつも「一緒」共におられるのです。
来週はいよいよクリスマスですね。あなたの目と心とあなたの全部で神さまの愛に気づくことができますように。あなたの冷え切った心が「ぬくもり」で満たされますように。
「『見よ。処女がみごもって、男の子を産む。その子はインマヌエル〔神が私たちと共におられる〕と呼ばれる。』(イザヤ7・14)」」マタイの福音書 1:23 JCB https://bible.com/bible/83/mat.1.23.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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