2022.5.29きんたメール第816号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『世代間ギャップを縮めるために・・・』〜評価よりも理解する姿勢〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。次週は教会暦でペンテコステですね。聖霊が降ると、弟子たちは力を得てチェンジするわけですが、その辺を次週の子どもメッセージで、できる限りわかりやすく伝えられるようにと願っています。5月の月日が守られましたことに感謝します。それぞれお1人ひとりの必要をご存知の主が豊かに導いてくださいますように。
さて、教会学校の教師研修でTCUのオンライン講義でユースミニストリーについて学びました。分かち合いとして、参加したCSメンバーが参加できなかったメンバーを含めて共有の時間を持ちます。ミニストリーとは「仕える」と言う意味です。ユースは中高生の年代です。個々の中高生に寄り添って本当の居場所を一緒に目指します。
見えない壁が世代間、個人間ギャップです。思春期の世代でも反抗期の度合いも一律ではなく、個々にさまざまですが、共通しているのは心身ともな大きな変化の時であることです。
ギャップの要因の一つに、たとえば大学生が小学生を見ると幼く見えるわけですが、自分もその時代の時はさほど変わらないのに大学生の視線(今までの経験値や環境で得た見聞)で、自分は違うみたいに錯覚してしまうことです。そこから、今どきの若者はみたいに否定するような評価をしたり、思い通りの価値観を押し付けたりすることなどがギャップを広げています。
これは違う世代間、個人間のギャップにもあてはまる原理です。ここから学ぶのは「評価」ではなく、「理解する」ことです。わかってもらえると感じると居場所が広がってくるからです。
では、どんな姿勢が求められているのか、どんなリーダーが求められているのか、以下クリスチャン大学生のアンケートの声です。
「ユースを励ましてくれる人」「ユース文化に理解を示してくれる人」「暖かい居場所、孤立しない居場所を提供してくれる人」「ユースに教えようとする態度ではなく、彼らを知ろう、理解しようとする態度を感じる事が出来る人」「謙遜な人」「命令口調を使わない人」「顔の表情と言葉の語尾が柔らかい人」「ユースの持つ様々な悩みを、動じずに聴く事ができる人」話しやすい雰囲気を持つ人」「クリスチャンの形にこだわらない、とらわれない人」などなので、相手を変えようとする、評価することではなく、そのままを尊重して理解しようとする姿勢が求められています。※TCUユースミニストリー参照
そこで肝に銘じたい聖句がガラテヤ5:22-23、マタイ20:26です。さまざまなギャップを感じている方は、この御言葉を参考にチャレンジしてみるといいかもしれません。「理解してもらうこと」より、「理解しようとすること」に心が向きますように。うまくいかなくても、「誠実に学ぼうとする姿勢」を忘れませんように助けてください。
「しかし、聖霊が生活を支配してくださる時、私たちのうちに、次のような実を結びます。愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、 柔和、自制です。そこには、律法に反するものは何もありません。」ガラテヤ人への手紙 5:22-23 JCB https://bible.com/bible/83/gal.5.22-23.JCB
「だが、あなたがたの間では違います。リーダーになりたい者は、仕える者になりなさい。」マタイの福音書 20:26 JCB https://bible.com/bible/83/mat.20.26.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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