2022.2.20きんたメール第802号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『居場所・・・』〜どの人にも必要〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。冬季オリンピックも本日で閉会。さまざまな課題はありましたが、すべての選手と見えないところで支えられた方々に感謝したいと思います。感動をありがとう。お疲れ様でした。皆さまの健康が守られますように。お1人ひとりの必要をご存知の主が豊かに導いてくださいますように。
さて、前回の東京オリンピックの時から「多様性」と言う言葉が強調して聞かれるようになりました。その後はどうなっているのでしょうか。
「みんな違ってそれでいい」いろいろな人がいていいよね。どの人も尊重される社会を目指していきましょうね。と、それぞれ1人ひとりにバトンを託すように世界に向けてアピールしていたのです。
「多様性」みなさんはどのように受け止めて理解されたでしょうか。
わたしのイメージでは、日本の小学生のランドセルにスポットをあてると何かヒントになりそうな気がします。わたしが子どもの時は、ランドセルは男の子は黒、女の子は赤と決まっていました。しかし、今の子どもたちはいろいろな色を選択できるのです。
「違って当たり前」になっています。すごいですよね。そこまで行くのに時間もさまざまなな働きかけもあったのでしょうが、受け止め方も感覚も変われるものなのですね。
と言うことは、はじめは選択肢がないところからのスタートですから、選択する人がマイノリティ(少数者)だったのです。でも、この少数派が受け入れられるようになると当たり前になってきます。
何が言いたいのかと言うと、社会的少数者と言うだけで差別されることのない社会は目指せると言うことです。目指すことが多様性を深めていけるからです。
そのためには、現在当たり前だと思っても、しばらくすると当たり前ではなくなることもあるし、そもそも当たり前なんてないことを理解することも大事なのかも知れません。
たまたまわたしやあなたが経験してきたことや、文化や環境や周りの影響などで身につけてきた「感覚」を持っているだけだからです。
だから、自分とは文化も考え方も受け止め方が違っても、その人はそうなんだ。と背景も含めて理解し合えるように目指せたらいいですよね。
そのような関わり、つながりが温もりある居場所になっていきます。
イエスさまは、居場所のない中にお生まれになりました。安心できない場所でも、安心できる「居場所」にしてくださいました。そのような居場所が、あなたの中で確かなものとなりますようにと願っています。
「マリヤは初めての子を産みました。男の子です。彼女はその子を布でくるみ、飼葉おけに寝かせました。宿屋が満員で、泊めてもらえなかったからです。」ルカの福音書 2:7 JCB https://bible.com/bible/83/luk.2.7.JCB
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へご連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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