2021.1.10きんたメール第744号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『寄り添う 』〜ことで花を咲かせよう〜
敬愛する皆さま、いつも、ありがとうございます。冬の時期でウィルスも活発になって感染力が増していますので緊急事態宣言も発令されました。マスク、手洗い、うがい、消毒、ソーシャルディスタンスなどの基本の対策が浸透していますが、さらに意識して継続していきましょう。皆さまの健康が守られますように。罹患された方々の上に主の癒しが豊かにありますように。
さて、チャプレン(chaplain)をご存知でしょうか。それぞれの宗教の聖職者(牧師、神父、司祭、僧侶など)が、病院や学校やさまざまな施設などで、心に痛みを伴う方々の心に寄り添うことで、本人やご家族の尊厳が守られて少しでも癒しと平安で満たされるための働きをされている方々の名称です。
先日、アメリカでチャプレンととして働いている日本人の牧師が紹介がされていました。この方とは超教派の新任研修でご一緒させていただきましたので、豊かに用いられているニュースに嬉しくなりましたし励まされました。
今はコロナ病棟をメインに担当しながら、「小さな手術でも大病でも、魂が傷ついている人がいるならそこに行き、心を寄り添わせる。それがチャプレンです」と自分の役割を与えられています。
ここに大事な示唆を感じました。「心を寄り合わせる」。これはどの人にも必要なことですよね。だから、社会の中で、それぞれの場所でチャプレンのような働きがあると、素晴らしい社会になるということです。
特に「寄り添ってほしい」と感じる時に、寄り添ってもらえたら、それだけで癒されますよね。「寄り添う」ことが困難な時こそ、「寄り添う」ことが必要の時でもあります。
そのような心を求めながら、互いに心を寄り合わせることで、コロナ禍も、また人生の荒波をも乗り越えていけると確信しています。緊急事態宣言の時、特にチャレンジしていきたいものです。皆さまの健康が守られますように覚えてお祈りください。
「わたしの胸が思い煩いに占められたとき/あなたの慰めが/わたしの魂の楽しみとなりました。」 詩編94編19節
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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