2020.11.22きんたメール第737号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
『 シェア』〜気づきがいっぱい〜
敬愛する皆様、いつもありがとうございます。先週は比較的に暖かい日がつづきましたが、今週は寒くなりそうですよ。防寒・感染対策を心がけていきましょう。皆さんの健康が守られますように。癒しが必要な方には癒しと平安を。それぞれの状況に合わせて主が必要を与えてくださいますように。いよいよ来週からアドベントですね。クリスマスを待ちわびる時として過ごしていきたいと思います。
さて、先日はリモート可、ソーシャルディスタンスの傾聴研修に参加させていただき、「シェアする」ことを学ぶ機会になりました。ここでいう「シェア」とは議題者が書いた手紙を読んで、それぞれが感じたことを「共有」することです。
同じ内容に向き合うわけですが、「感じ方」「受け止め方」はさまざまで、それぞれがどこにスポットをあててどんな思いを抱いたのかを分かち合います。自分の見方では見過ごしがちなところでも「シェアする」ことで「なるほどね〜」と気付かされ、受け止め方にも変化が起こるのを確認しました。
大事なのは、いろいろな視点にふれることもそうですが、自分の見方や受け止め方にも気づく機会になることです。どうしてそこが気になったり、目が向くのかなど、自分のクセや背景を理解することは、自己理解の一助になりますし、同じように他者理解にも繋がります。とは言え、なかなかこのような機会があるわけではないので身近な日常の中で意識してみると面白いと思います。
それぞれ背景がさまざまなのですから、見方、受け止め方もさまざまですよね。どの見方が正解ということではありません。自由にされて「尊重し合う」感覚を共有することが互いに理解する力になるのだろうと思いますし、視野を広げる機会になります。 またわたしたちは自分が尊重されないと不快になるかもしれませんが、どうであっても私は相手を尊重することを「選択する」ように心がけて、何がそうさせているのかなど相手の背景を理解することと「尊重されないと傷つくよね」「それなのに良いほうを選択しようとしているんだね」と自分をケアしながら、自他共に理解しようとすることを目指していきます。
基本的に人は誰でもわかってもらいたいのではないでしょうか。偏見や無理解、そして無関心が孤独を生み出しますので、互いに尊重し合う自他理解を楽しめる社会になりますように。どんな状況の中にあっても目指すのは相手と自分を尊重する「思いやりの心」を選択できる自由です。
「愛する人たち、神がこのように私たちを愛されたのですから、私たちも互いに愛し合うべきです。 」ヨハネの手紙一4:11
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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