2020.10.11 きんたメール第732号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言
「前をみる・・・」〜いつも主に心を向ける〜
敬愛する皆様、いつもありがとうございます。肌寒くなっていますのでご自愛くださいますように。コロナ禍によるそれぞれのストレスが癒されますように。思いやりの心は忘れないように皆様が乗り越えていけますよう心からお祈りします。それぞれの状況に合わせて主が必要で満たされますように。
さて、平均台を覚えていますでしょうか。綱渡り感覚でバランス力を養うために、片足くらいの幅サイズの細長い棒で長さ3〜5mくらいの平均台。子どもの頃、体育の時間などでよくやったのではないでしょうか。
コツは「前を見る」こと。なぜならば「不安」になるのは「足もと」をみてしまうからですね。落ちたらどうしようと考えて足がすくんでしまうと心が不安でいっぱいになるからです。
では、下ではなく前を見るとどうでしょうか。人は進むほうを見るのが道理ですよね。よそ見しながら前に進むのはこわいのが普通です。だから前を見るほうが視野も広がってバランスよく歩けるようになります。そうすると達成感に誘われるようにうれしくなってきますし、バランスもよくなってきますから信頼と安心で心はいっぱいになります。不安の入る場所がありません。
聖書にも同じようなことが書いてあります。マタイ14:22-34です。暴風で荒れている中、波立つ湖の上をペテロさんが歩くのです。ありえないような話ですが、ペテロさんは前にいるイエスさまだけを見てる時は湖上を歩いて前に進めたのです。しかし、足もとを見たとたん(イエスさまから目を離したとき、心の中に不安が一気に入ってきて)怖くなって溺れそうになったのです。思わず「主よ助けて」とイエスさまに求めました。わたしも、ペテロさんのように何かあるとすぐに溺れそうになりますが、大事なことは前をみるように、どんな時も主に心を向けることを学び続けていくことですね。今回は「前をみる」、いつでも「主に心を向ける」ことを共有させていただきます。
「私が主を尋ね求めると/主は私に答え/あらゆる恐怖から助け出してくださった。主を仰ぎ見る人は輝き/辱めに顔を伏せることはない。」詩篇34:5−6
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら、神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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