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ニュースレター : 考えさせられること・・・〜よきサマリア人のたとえ〜
2020.6.14 きんたメール第714号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「考えさせられること・・・」〜よきサマリア人のたとえ〜
敬愛する皆様、いつもありがとうございます。関東も梅雨入しましたね。蒸し暑い日が続きそうです。安全対策しながらの生活は継続していますのでマスクしながらで脱水症状にはくれぐれもお気をつけください。三蜜にならないところではマスクを外すなど状況に合わせて水分補給を心がけましょう。すべてご存知の主が必要を与えてくださいますように。何よりもどのような状況の中にあっても心を失うことがないように守ってください。乗り越えていくことができるようにお一人ひとりを支えてください。罹患された方々は不安と孤独になりやすいので、主が癒しと平安で満たしてくださいますように。
さて、聖書の中心メッセージは「神さまを愛するように、隣人を愛する」ことであると受け止めている方も多いのではないでしょうか。そのとおりですね。でも、そのとおりにできている人はいるのでしょうか。クリスチャンはどうしようもない自分のために主が十字架にかかってくださったことを知って、神さまの愛に衝撃を受けた人であり、本物の愛によって生き方を変えられた人と言えます。そして教会はそういったさまざまな人が集められて、わかりあうための神の国を目指す場所とも言えます。
はじめから簡単にわかりあえるのではなく、無理だと思っていた関係でも「向き合うこと」(本当に難しいこと)を、そういった経験をすることで、視点が変えられたり気づきが与えられたりすることで希望をもつことができるし、一人で抱えないようにしながらもそういった積み重ねがそれぞれの成長につながり教会を形成していくのだろうと信じています。だから教会に来て礼拝や交わりを通して見えない神さまの愛を確認することがとても必要になるわけです。
そのように心のこもった教会もあるのですが、ほとんどの多くの教会は私も含めて、特に物理的支援を必要の方への対応がへたというか、慣れていないというか、サマリア人のたとえの祭司(教える人)やレビ人(管理する人)のようになっているのではないでしょうか。もちろんいろいろな人がいますから、良心を利用して求めてくる人もいるかもしれません。だからこそ、サマリア人(周りから差別されていたので痛みを知っている人)のように学ぶことが大事です。
と言うのも、物理的な支援を必要とする方に遭遇すると向き合う前に避けてしまうからです。訓練されていないので当然といえば当然です。でも自分にとって大切な人だったら訓練されているかいないかなんて関係ないでしょう。もちろん物理的な支援ができている教会もありますが、いろいろな理由を正当化して避けてしまうのが現状です。
物理的な支援ができなくても相手を尊重する姿勢は心に残してほしいけど、ほとんどの場合は向き合えないので、心ない態度や対応になってしまうのではないでしょうか。こういう状態のときは心からイエスさまを追い出しています。とても悲しいことです。
だから、物理的な支援を学んでいる教会から情報や知恵を共有したり、どこに相談すればいいのかなど一人で抱えないで対応できるようなしくも必要なのかもしれません。また地域の福祉や包括ケア関連する場の方々と連携することで対応する知恵を得たら、きっと対応も姿勢も変わってくることでしょう。関係ないと避けるだけではなく、関心をもつこと、学ぶことが求められているのだと思います。教会が心ある連携をするにはどうすればいいのかを模索していきましょう。ぜひ、覚えてお祈りください。
「イエスはお答えになった。『ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。』」ルカ10:30〜34 上記の登場人物で「追いはぎにあった人」の「隣人」となったのは誰でしょうか? 答えはルカ10:35〜37をお読みください。
ぜひ、ご一緒に教会で神さまの「愛」と「知恵」を確認しましょう。あなたは愛されるために生まれた人です。私たちは不完全な者ですが、不完全ゆえに赦し合い、助け合いながら神さまの愛に生きる人として成長していきたいものです。いつも主にこそ目を向けていく恵みで満たされますように。そのために十字架の愛を忘れることがないように助けて導いてください。
どんなときも主が共にいてくださる人生は「新しい力」を受けます。よき理解者が「一緒にいるだけ」で人は「命」を得ます。ぜひお近くの教会(十字架が目印)へ連絡ください。一緒に祈りましょう。あなたの上に主の祝福と勇気が豊かに注がれますように。主が共にいてくださいますように。
【板橋教会】・・・新型コロナウィルスによる緊急事態宣言「解除」に伴い、6月14日より集会は再会しています。手洗い・うがい・アルコール消毒・マスク・ソーシャルディスタンスなどの細心の注意と対策を心がけましょう。不安に思う方は無理せず、それぞれの場所から神さまに賛美と祈りと感謝の礼拝をしましょう。お問い合わせは教会までお願いします。
祈り:新型コロナウィルスによって不安とストレスを抱えています一人ひとりの上に健康が守られますように。罹患されました方やご家族の上に主の癒しが豊かに注がれますように。そのほかにもいろいろな背景を抱えているお一人ひとりの上に主の癒しと平安で満たされますように。むろい姉、よねやま姉、おんだ姉、すずき兄、のざき姉、ひろき兄の上に主が共にいてくださり、いつも助けて導いてくださいますように。のだ姉の歩みの上にいつも主が共にいてくださり主の平安が共にありますように。またあしや兄、たなか兄、あかや兄の働きを祝福してください。新保牧師、つのえ兄、なかや兄、なかがわ姉、なかじま兄、たつみ兄、よこやま姉、みやもと姉、アルマ姉の母の健康が護られますように。子供たちの上に主が共にいてください。もり兄、ふじむら姉の歩みの上に、かおり姉の上に主の祝福が豊かにありますように。バプテスト連盟の諸教会の上に、常盤台教会の上に、母教会の東京西教会の上に、すべての教会とすべての人の上に祝福が豊かにありますように。
それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。栄光在主
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