2014.11.9 きんたメール第427号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「アイデンティティー・・・」
敬愛する皆さま 福岡からです。皆様の上に主の祝福が豊かにありますように。
さて、最近の日本は「評価制度」という基準が加速してきているようです。時代の変化に伴い年功序列方式ではなく、能力主義、役割主義を中心に競争力を高めるための成長戦略を基準にする考え方が主流になりつつあります。頑張れば頑張った分、評価に繋がれば昇給・昇格するシステムになりますので、それでやる気を出させて成長を促すのです。
このシステムは普通以下は必要ないのでは?という風潮を産み出すので、能力のあるなしで人の価値が判断されることに繋がります。ですから、このシステムで生き生きする人も出てきますが、その逆に居場所のない人も出てくるようになるわけです。
しかし実際の人の価値は、このシステムでは評価できないため、勘違いして居場所がないと感じてしまう人が出ないように、もしくは意味や使命を見出せるようにするための対策も必要になります。完璧なシステムなどはありませんから、現状のシステムを理解しながらも、惑わされることのない自己のアイデンティティー【identity】主体性・自己同一性(自分は何者であり、何をなすべきかという個人の心の中に保持される概念)を意識して、その中で自分をよく理解して、自分のなすべきこと、目的を明確にもって誠実に向き合って前進できるような仕組みを構築していくことも必要になります。
人の価値は能力だけではなく、人の存在そのもの(神さまがつくられた唯一の存在)に価値があり、人をバカにしない人間性の成長にこそ意味があると信じます。誰にとっても「居場所」は必要であり、居場所は「大きな力」になります。自分にできることで少しでも貢献したいという思いがそれぞれの中で「成長」するからです。能力だけではなく、人間性の成長こそが全体の成長に繋がると信じます。神さまから与えてくださいましたそれぞれの賜物を理解して用いていくことができますように助けて導いてください。
主は言われます。「わたしの目にあなたは価高く、貴い。わたしはあなたを愛している」(イザヤ書43章4節)この御言葉がいつも共にありますように。
すべての教会が、それぞれの賜物を活かしながら相談しやすい教会となっていけますように。イエスさまとの交わりを証しできますように。今週も本当の命のパンであるイエスさまの恵みをいただいて、正しく判断できる知恵で満たしてくださいますように。
【板橋教会】・・・本日は、礼拝後、手話クラス、恵み会があります。今週は45回目の礼拝です。松田兄のご家族の上に主の祝福が豊かにありますように。新保牧師、わたなべ兄、つのえ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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