2014.10.5 きんたメール第422号。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「誠実・・・」
敬愛する皆さま 福岡からです。だいぶ肌寒くなってきました。御嶽山噴火によって被害にあった方々の上に、ご家族の上に主の慰めと癒しが共にありますように。また肌寒くなってまいりました。どうぞ、ご自愛くださいますように。皆様の上に主の祝福が豊かにありますように。
さて、北海道を旅する親子(母と息子)のお話を聞きました。生まれつき脳性麻痺の息子と共に小さなワンボックスカーで道内を巡る旅を続けています。もちろん旅にかかる手間は想像以上で薬、医療器具の準備も大変です。それでも、親子が旅するには理由があるのです。それは母親がいなくなって、息子が誰かの世話になることになっても、息子なりにいろいろと感じて人生を生きてほしいという母の思いです。外に出て、いろいろな人や出来事に触れる体験が、感受性を養うことだと信じて旅を続けるのです。
息子の食事はいつも胃に管をつないでとっています。しかし最近は、冷たいものでもOKがでて、はじめてソフトクリームを口に入れてもらったら、言葉はないけど、最高の笑顔が溢れた。おいしいの笑顔だ。ベッドのような車いすに乗って、はじめての場所で、はじめて知らない人に声をかけられ、触れられる体験、またはじめて見た花火。今まで経験したことのない大きな音ときれいな閃光に、こんなに目が大きかったのかと思えるようなびっくりした驚いた顔。経験することによって、いろいろな表情がでてきている。親は旅するごとに手ごたえを感じている。
一生懸命生きること、神さまから与えられたいろいろな恵みに感謝して、しっかり味わうこと、そして親が子を思う気持ち、息子の母親への信頼感が強烈に伝わってきて、とても深い絆と、人生を目いっぱい誠実に生きようとしている姿に目頭が熱くなるほど感動しました。
それぞれ与えられている人生は違うし、立場も感じ方も考え方も違う。でも、現実への向き合い方はそれぞれ任せられている。すべてに誠実に向き合うことはできないけど、今までよりも少しでも誠実に向き合ってみようと、この親子を通して感じたのです。「損得」や「都合不都合」よりも、「誠実」な心で向き合えるように助けて導いてください。これからも続く親子の旅を、また皆さまの人生の旅路を豊かな祝福で満たしてくださいますように。
すべての教会がそれぞれの賜物を活かしながら相談しやすい教会となっていけますように。イエスさまとの交わりを証しできますように。今週も本当の命のパンであるイエスさまの恵みをいただいて、正しく判断できる知恵で満たしてくださいますように。
【板橋教会】・・・本日は、聖餐式。礼拝後にバイブルクラス、映画会が開かれます。今週は39回目の礼拝です。松田兄のご家族の上に主の祝福が豊かにありますように。新保牧師、わたなべ兄、つのえ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。
ご意見・ご要望は北村までお寄せください。今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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