2014.2.23きんたメール第391です。※きんたメールとは、板橋教会の週報をメールで送っている際に添えている板橋教会ホームページ担当のきんた(北村)の独り言です。
「信頼について・・・」
敬愛する皆さま 福岡からです。土日は北九州にてイベントがありますので、福岡新生キリスト教会の早朝礼拝に参加させていただきます。まだまだ寒い日が続いていますが、春が近くまできていることがわかるようになってきました。まだインフルエンザのニュースも多く聞かれています。「手洗い」、「うがい」、「ご自愛」ください。体調が優れない人の上に主の御手がふれてくださり、主の癒しが豊かにありますように祈ります。
さて、板橋キリスト教会では、「信頼」についてみんなで考えていくために、発題があり、それを受けて信頼について話し合います。発題の中で用いさせていただいたのは、「橋の上のオオカミ」というお話です。
山奥に一人しか渡れない、長くて狭い一本橋があって、この一本橋での出来事を通して、オオカミさんが良い種を蒔かれて変わっていくお話です。
はじめは、ウサギさんと橋の真ん中でばったり会います。一人しか通れない橋ですから、どちらかが戻らないといけません。そこで、オオカミさんがとった行動は、自分の方が相手よりも強いと判断して、相手を脅して戻させて、自分が渡ることでした。こういうやり方はよろしくないのですが、勘違いしてしまったオオカミさんは、この一本橋を渡る度に調子にのって、次々に自分よりも弱そうな相手を脅しては威張って橋を渡るようになりました。
ある日、一本橋を渡ると、反対側からも誰かが渡ってきました。夕日がまぶしくて相手の姿が見えなかったので、いつものように威張って、「こら〜」と言ったとたんに、相手が自分よりも大きくて強い熊さんであることに気付きます。びっくりしたオオカミさんは、熊さんに自分が戻るから、先に渡ってくださいとへつらい始めたのです。
ところが、熊さんはちっとも威張りません。怯えているオオカミさんを抱き上げて、反対側にそっと降ろしてあげたのです。「こうすれば、お互いに戻らなくていいでしょ。」この熊さんの行動に、オオカミさんは、強く感動したのです。
次の日です。ウサギさんが、また急いで一本橋を渡ってきました。すると逆側からオオカミさんがやってきました。ウサギさんは、慌てて戻ろうとしたところ、「ウサギく〜ん、戻らなくていいよ〜」と優しい声でウサギさんを呼び止めました。そして、「ウサギ君、こうすればいいんだよ。」と熊さんの真似をして、ウサギさんを抱き上げて、後ろにそっとおろしてあげたのです。ウサギさんはびっくりしました。なぜなら、今日のオオカミさんはいつもと全然違うからです。
「オオカミさん、ありがとう」そう言って、ウサギさんはうれしそうに、橋を渡っていきました。オオカミさんは、不思議なことに前よりもずっといい気持ちになったのです。それからというもの、オオカミさんは一本橋を渡るのが、すっかり楽しくなったというお話です。
このお話を受けて、信頼できる動物は何だったでしょうか。また何で信頼できるのかを話し合います。また、熊さんは意地悪なオオカミさんに対して、どんな態度をしたのでしょうか。こういったことを通して、信頼関係が育つのは、条件に左右されない。相手がどうであっても、自分は相手を大事にし続けることであることがわかってきます。でも、簡単なことでなないことも理解できるのではないでしょうか。オオカミさんから学ぶこともありますし、熊さんの姿勢はイエス様の姿勢と重なります。
板橋キリスト教会が、信頼について深めていけますように導いてください。イエスさまとの交わりを証しできる教会となっていけますように。今週も本当の命のパンであるイエスさまの恵みをいただいて、正しく判断できる知恵で満たしてくださいますように祈ります。
【板橋教会】・・・2014年8回目の礼拝です。今週は礼拝後に、定例役員会があります。●休まれる教会を目指す板橋キリスト教会にリバイバルが起こりますように。新保牧師の上に主の癒しが共にありますように。まつだ兄、わたなべ兄、つのえ兄、なかじま兄、なかや兄、なかがわ姉、よこやま姉、みやもと姉の健康が護られますように。あらた兄の上に主の平安が共にありますように。それぞれのすべてをご 存じの主が必要を与えてくださいますことを感謝します。祈りの課題がありましたら、お知らせください。一緒にお祈りします。ご意見・ご要望は北村までお寄せください。
今週も皆さまの上に主の祝福と平安が豊かにありますように。特に被災地の方々の上に主の癒しと慰めが、救援にあたっている方々の働きの上に主の支えが豊かにありますように祈ります。栄光在主
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