「もはや、ユダヤ人とギリシヤ人、奴隷と自由人、男と女という区別はありません。みな、キリスト・イエスにあって一つなのです。 」(ガラテヤ人への手紙 3:28 JCB)
びっくりするほどの愛・・・
きんたくんは、ある日、心がモヤモヤしていました。「なんであの子は、あんなふうに話すんだろう」「どうして、ぼくとちがう考えをするんだろう」「なんで、あの子ばっかり目立つの?」
肌の色、性別、考え方、話し方… ちがいが気になって、きんたくんの心は、ちくちくしていました。
そんなとき、ふわっと風が吹いて、お助けマンが現れました。「きんたくん、どうしたの?」お助けマンは、きんたくんの隣にすわって、ただ静かに聴いてくれました。
きんたくんは、ぽつりぽつりと話しはじめました。「ぼく、わからないんだ。なんでみんなちがうの?なんで、ぼくはこんな気持ちになるの?」
お助けマンは、そっと聖書の言葉を教えてくれました。「ガラテヤ人への手紙3章28節には、こう書いてあるよ。「あなたがたは皆、キリスト・イエスにあって一つだからです』」
「一つ…?」きんたくんは首をかしげました。「そう。神さまから見たら、どの人も大切な存在。
きんたくんが『ちょっと苦手だな』と思うあの子も、神さまは『大好きだよ』って言ってるんだよ。」
「でも…ぼく、あの子のこと、好きになれないかも…」きんたくんは、しょんぼりしました。
お助けマンは、にっこりして言いました。「それでもいいよ。まずは、神さまの目で見てみよう。神さまの愛は、びっくりするほどの愛だから。」
その夜、きんたくんはお祈りしました。「神さま、ぼくの心を見てください。あなたの目で、ぼくのお友だちを見られるように、助けてください。」
次の日、きんたくんは、少しだけやさしい目で、あの子を見ました。すると、あの子の笑顔が、ちょっとだけ光って見えました。
きんたくんの心に、小さな芽が出ました。それは、神さまの愛の芽。これから、毎日少しずつ育てていくのです。
「もはや、ユダヤ人とギリシヤ人、奴隷と自由人、男と女という区別はありません。みな、キリスト・イエスにあって一つなのです。 」(ガラテヤ人への手紙 3:28 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもご覧くださいね。https://youtu.be/ASWIERvCmsY?feature=shared
「この世の人々の生活や考え方をまねてはいけません。むしろ、神に喜ばれることは何かを思いながら、なすこと考えることすべての面で生き生きとした、全く新しい人となりなさい。」(ローマ人への手紙 12:2 JCB)
きんたくんと空しさのループ・・・
きんたくんは、ある日ふと気づきました。まわりの人たちは、みんな「じぶんのためになること」を一番にしているみたい。すごく楽しそうで、うらやましくも見えます。
だけど…なんだか、ちょっと違う気がする。「ぼくも、じぶんのためにって思うときがある。でも、なんでだろう。うれしいはずなのに、こころがぽっかりしてる…」
そんなとき、ふわっと光るように、お助けマンが現れました。「きんたくん、どうしたの?」 「うーん…じぶんのためにって思っても、なんだか空しいんだ。何回も同じことしても、やっぱり空しい…」
お助けマンは、きんたくんの話をじっと聴いて、うなずきながら言いました。「それはね、きんたくんの心がほんとうのよろこびを探してるからだよ。」
お助けマンは、やさしく語りかけます。「神さまから離れてしまうと、心の目がちいさくなって、大事なことが見えなくなっちゃうんだ。まるで、トンネルの中にいるみたいにね。」
きんたくんは、はっとしました。「ぼく、ずっとトンネルの中にいたのかも…」「でもね、神さまに心を向けると、トンネルの先に光が見えるんだよ。きんたくんの心が、ほんとうにうれしくなる道がそこにある。」
きんたくんは、胸の奥がぽっとあたたかくなるのを感じました。「そっか…まず神さまに心を向けることが、いちばんうれしいことなんだ。」
その日から、きんたくんは変わりました。空しさを感じているお友だちがいたら、きんたくんはそっと寄り添って、聴いてあげます。「ぼくもね、同じ気持ちだったよ。でも、神さまの愛を知ってから、心がふわっと軽くなったんだ。」
きんたくんは、お助けマンみたいに、さりげなく神さまの愛を伝える人になりたいと願うようになりました。
「この世の人々の生活や考え方をまねてはいけません。むしろ、神に喜ばれることは何かを思いながら、なすこと考えることすべての面で生き生きとした、全く新しい人となりなさい。」(ローマ人への手紙 12:2 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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「そうなりたくなかったら、主のことばと戒めをしっかり心に刻みつけなさい。それをしるしとして手に結び、額に張りつけて絶えず覚えなさい。」(申命記 11:18 JCB)
きんたくんと しがみつきの いしころ・・・
きんたくんは、神さまのことがだいすき。「神さまをいちばんにしたい!」と、心にぎゅっと思っていました。
でもある日、おもちゃが思いどおりに動かなくて、イライラ。おともだちが自分の話ばかりして、モヤモヤ。「なんでうまくいかないの!」と、心がカチカチになってしまいました。
その夜、きんたくんはおふとんの中でしくしく泣きました。「ぼく、また自分がいちばんになっちゃった…」心はまるで、冷たい石ころみたい。
そこに、ぽかぽかとあたたかい光がさしてきました。「きんたくん、どうしたの?」お助けマンが、そっととなりにすわってくれました。
きんたくんは、心の中の石ころを見せました。
「これ、自分の都合のいいことにしがみつきたくなる石…」お助けマンは、うなずきながら聴いてくれました。「うんうん、それは重たいね。でも、神さまはその石ころも知ってるよ」
きんたくんは、神さまにお祈りしました。「神さま、ぼく、この石ころをにぎってばかりだった。でも、もうしがみつかなくてもいいって、少し思えてきたよ」
すると、石ころはすこしずつ、すこしずつ、光にとけていきました。心がふわっと軽くなって、風が通るようになりました。
「ぼくの思いも大事だけど、神さまの思いのほうが、もっとすてきかも」きんたくんは、そう願うようになりました。
そして、申命記11:18のことばを、心にそっと書きとめました。「神さまのことばを、心とたましいに刻もう」
きんたくんの心は、もう石ころじゃない。やわらかくて、あたたかくて、神さまの光がすみずみまで届いていました。
「そうなりたくなかったら、主のことばと戒めをしっかり心に刻みつけなさい。それをしるしとして手に結び、額に張りつけて絶えず覚えなさい。」(申命記 11:18 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったらこちらからご覧ください。https://youtu.be/yAtosdwOnd0
「草はしおれ、花はしぼむ。 しかし神のおことばは、 いつまでもすたれることがない。」 (イザヤ書 40:8 JCB)
しおれない愛のものがたり・・・
ある日、きんたくんは教会で「神さまの愛はしおれることがない」というお話を聞きました。
「えっ、ほんとうに? ぼくはすぐにイライラしたり、やさしくできなかったりするのに…」
びっくりしたきんたくんは、心の中でぐるぐる考えはじめました。
やさしいお友だちには、にっこりできる。でも、ちょっと意地悪なことを言う子には、どうしてもやさしくできない。「神さまのすばらしさって、どうやって伝えたらいいんだろう…」そんなとき、ふわりと風が吹いて、お助けマンが現れました。
「きんたくん、悩んでるね。話してくれてありがとう」お助けマンは、きんたくんの気持ちをじっと聴いてくれました。「神さまの愛は、きんたくんがうまくできないときも、失敗したときも、変わらずそばにあるよ」「イエスさまは、そんなきんたくんのためにも十字架にかかってくれたんだ」
きんたくんは、はっとしました。「そんなぼくのために…? じゃあ、ぼくも、お友だちの気持ちに寄り添ってみたい」「すぐにはうまくできないかもしれない。でも、イエスさまの愛を思い出して、チャレンジしてみる!」
次の日、きんたくんは、ちょっと苦手だったお友だちが元気がなかったので「どうしたの?」と声をかけてみました。お友だちはびっくりした顔をして、ぽつりぽつりと話しはじめました。きんたくんは、うなずきながら、そっと聴きました。そのとき、きんたくんの心に、あたたかい光がともったような気がしました。
「神さまの愛って、こういうことなのかもしれない」 しおれてしまう草のような気持ちも、神さまの愛にふれると、また立ち上がれる。すごいよね。きんたくんは、今日も十字架の愛を見上げながら、やさしさのチャレンジを続けていきます。ご一緒にいかがですか。
「草はしおれ、花はしぼむ。 しかし神のおことばは、 いつまでもすたれることがない。」 (イザヤ書 40:8 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
こちらもよかったらご覧くださいね。https://youtu.be/0uaCuSZBTjU きんたくんとお助けマンシリーズ
「神は、キリスト・イエスが成し遂げてくださったことによるご自身の栄光の富の中から、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださる方です。」(ピリピ人への手紙 4:19 JCB)
〜こころのたね〜
きんたくんは、小さな丘の上に住んでいました。風が吹くと、心もふわりと浮かび、雨が降ると、心もしょんぼり沈んでしまいます。
「ぼくは、もっと光る石がほしい。もっと速く走れる靴がほしい。もっと、もっと…」きんたくんの心は、いつも“ほしいもの”でいっぱいでした。
でも、手に入らないと、心はくもってしまいます。「どうして、ぼくにはないの?」そんな日、きんたくんは、ひとりで木の下に座っていました。
すると、ふわりと風にのって、お助けマンがやってきました。「こんにちは、きんたくん。今日はどんな気持ち?」お助けマンは、きんたくんの隣に座って、ただ静かに耳を傾けました。
きんたくんは、心の中の“ほしいもの”を全部話しました。お助けマンは、うなずきながら、こう言いました。「きんたくん、神さまはね、きんたくんに“ほんとうに必要なもの”を、ちゃんと知っていて、ちゃんと届けてくれるんだよ。」
「でも、それって、ぼくが思ってるものと違うことがあるよ…」「うん、違うこともある。でもね、不思議なことに、あとになって『あの時のあれが、ぼくを守ってくれたんだ』って気づくことがあるんだよ。」
その日から、きんたくんは、心が沈んでも、少しだけ待ってみることにしました。雨の日には、土の中に種がまかれていることを思い出しました。風の日には、遠くから届く声に耳をすませました。
ある日、きんたくんは、転んでしまって、大事にしていた光る石をなくしてしまいました。「なんで…」と涙が出ました。でも、お助けマンはそっと言いました。「その石がなくなったから、きんたくんは、まわりを見て歩くようになったね。新しい友だちにも出会えたね。」
きんたくんは、うなずきました。「うん…たしかに、ぼく、前よりもたくさんの“ありがとう”を見つけてる。」
そして、きんたくんの心には、小さな“こころのたね”が芽を出しました。それは、“求めるもの”よりも深く、“与えられているもの”に気づく心でした。
丘の上の空は、今日もやさしく広がっています。きんたくんは、風に向かって、そっとつぶやきました。「神さま、ありがとう。ぼくに必要なものを、ちゃんとくださってるんだね。」
「神は、キリスト・イエスが成し遂げてくださったことによるご自身の栄光の富の中から、あなたがたに必要なものをすべて満たしてくださる方です。」(ピリピ人への手紙 4:19 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。