「あなたがたは真理を知り、その真理があなたがたを自由にするのです」と言いました。」(ヨハネの福音書 8:32 JCB)
『きんたくんと ほんとうの自由』
きんたくんは、教会で先生のお話をききました。「イエスさまのことばは、あなたを自由にします。」
きんたくんは、ふしぎに思いました。「自由って、なんだろう?ぼくはほんとうに自由なのかな?」
おうちに帰ると、きんたくんは考えました。宿題のこと、友だちのこと、失敗のこと…。心のなかは、いろいろなものでいっぱい。「ぼく、ぜんぜん自由じゃないや…」胸がぎゅっと苦しくなりました。
すると、やさしい声がしました。「きんたくん、どうしたの?」そこに立っていたのは、お助けマン。にこにこ顔で、きんたくんのそばにすわりました。
「君の話をきかせてね。」お助けマンは、ただ静かに耳をかたむけました。
そして、きんたくんは思っていたことを話します。
きんたくん「失敗したらどうしようって思うんだ…」お助けマン「イエスさまは、失敗しても希望をくださるよ。」「真理は自由にする」
きんたくん「悪口を言われたら、言い返したくなるよ。」お助けマン「真理は、悪に善をもって返す自由をくれるんだ。」「真理は自由にする」
お助けマンはつづけました。「嵐の船のなかで、イエスさまは眠っていたんだ。神さまに心をむけるとき、嵐のなかでも平安があるんだよ。」「真理は自由にする」
きんたくんは、ふっと顔をあげました。胸の重さが、すこしずつほどけていきます。「イエスさまこそが真理なんだ。イエスさまといっしょにいることが、ほんとうの自由なんだ!」
きんたくんの心は、光に包まれたようにあたたかくなりました。「真理は自由にする」
「あなたがたは真理を知り、その真理があなたがたを自由にするのです」と言いました。」(ヨハネの福音書 8:32 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/hZfnLgCvjFU?si=gSw60DaKlROZhi0Z
「ああ主よ。 心を尽くしてあなたをたたえます。 目をみはるばかりの働きを、すべての人に伝えます。」(詩篇 9:1 JCB)
感謝のはじまり・・・
きんたくんは、ひとりぼっちの公園のベンチに座っていました。夕暮れの空は少し赤く染まり、心の中には小さな不安が広がっていました。「どうしてぼくは、みんなみたいに強くなれないんだろう…」
そのとき、ふわりと光が差し込み、やさしい声が聞こえました。「きんたくん、どうしたの。」
振り向くと、そこにはお助けマンがいました。にこやかな笑顔と、あたたかいまなざし。
「うん、なんだか自分に自信がなくて不安なんだ」
「そうなんだね。そんな時は忘れてしまうし、心は向きにくいけど、だからこそ一緒に神さまに心を向けて感謝を見つけてみよう。」
「神さま? 感謝?」きんたくんは首をかしげました。
「そう。小さなことでもいいんだよ。今日の空がきれいだったこと、風がやさしく吹いてくれたこと…それを心いっぱいにありがとうって言ってみよう。それが、まず神さまに心を向ける練習になるんだよ。」
きんたくんは少し考えてから、夕焼けを見上げました。「・・・気づかなかったけど、たしかにきれいな夕焼けだね。神さま、ありがとう。」その瞬間、不思議なことに胸の奥の不安が少しやわらぎ、孤独の影が薄れていくのを感じました。
お助けマンはうなずきました。「そうだね。よくできたね。神さまに心を向けることは、すごいことなんだよ。そして感謝は心を強くしてくれる。そこから、きんたくんの成長が始まるんだ。」
きんたくんは小さな笑顔を浮かべました。まだ弱いけれど、心の中に新しい光がともったのです。「いつでも神さまに心を向ければいいんだね。お助けマンありがとう。神さま、ありがとう」
「ああ主よ。 心を尽くしてあなたをたたえます。 目をみはるばかりの働きを、すべての人に伝えます。」(詩篇 9:1 JCB)
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「主はすばらしいお方です。 日ごとに私たちの重荷を担って、 救いの手を差し伸べてくださいます。」(詩篇 68:19 JCB)
「きんたくんと見えない支え」
きんたくんは、自分ではどうすることもできなくて、目の前の困難に心を縛られていました。「どうしよう…もうだめかもしれない…」不安は胸いっぱいに広がり、押しつぶされそうになります。
その時、静かに現れたのが お助けマン。彼は何も解決策を押しつけず、ただ隣に座り、きんたくんの声をじっと聴いてくれました。「つらいね。重たかったね。1人で抱えていたんだね。でも、君は1人じゃないよ。」
聴いてもらえて、きんたくんの心は少しずつ軽くなっていきます。ふと振り返ると、これまでの道のりで、見えないけれど確かに支えられてきた瞬間がいくつもあったことに気づきました。たしかに転んだ時も、泣いた時も、誰かが背負ってくれていた。
その気づきは、ダビデが歌った賛美の言葉と重なります。「日々、私たちの重荷を担ってくださる方に感謝しよう!」
きんたくんの心は不安から解き放たれたように、自然と歌がこぼれました。「ありがとう、支えてくれる神さま。ぼくは一人じゃない。今日も生きていける!」
お助けマンはにっこり笑い、静かにうなずきました。きんたくんはダビデの賛美の気持ちがわかります。どんな時もある神さまの愛にうれしくなったのです。その気づきが賛美に変わったのです。
「主はすばらしいお方です。 日ごとに私たちの重荷を担って、 救いの手を差し伸べてくださいます。」(詩篇 68:19 JCB)
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「与えなさい。そうすれば与えられます。彼らは、量りのますに、押し込んだり、揺すり入れたりしてたっぷり量り、あふれるばかりにして返してくれます。自分が量るそのはかりで、自分も量り返されるのです。」 (ルカの福音書 6:38 JCB)
「惜しんでしまうきんたくんに・・・」
きんたくんは、友だちにお菓子を分けてあげられるくらい余裕がある時もあれば、そうでない時もあります。余裕がない時には「自分の分がなくなっちゃうかも」と思って、つい惜しんでしまうのでした。
その日、教会で「与えなさい。そうすれば、あなたがたにも与えられます」(ルカ6:38)という御言葉を聞き、きんたくんの心はドキンとしました。――「ぼくは、惜しんでしまっている…」と気づいたからです。
心の中で葛藤していると、そこに「お助けマン」が現れました。お助けマンは、きんたくんの気持ちを静かに聴いてくれます。
「惜しんでしまうのは、だれにでもあることだよ。でもね、神さまは惜しまずに愛をくださるんだ」と、やさしく語りかけました。
お助けマンと話すうちに、きんたくんは十字架のことを思い出しました。イエスさまは、自分のいのちまでも惜しまずに与えてくださった――その愛は、きんたくんのためでもある。
「ぼくが惜しんでしまうときでも、神さまは惜しまずに愛してくださるんだ!」と、心が温かくなりました。
その日から、きんたくんは少しずつ変わっていきました。お菓子を分けるときも、時間を分けるときも、「神さまが惜しまずにくださったから、ぼくも分けてみよう」と思えるようになったのです。
友だちに分け与えると、きんたくんの心は不思議と満たされていきました。――まるで神さまが「押し入れ、ゆすり入れ、あふれるまでに量って」くださるように。
「与えなさい。そうすれば与えられます。彼らは、量りのますに、押し込んだり、揺すり入れたりしてたっぷり量り、あふれるばかりにして返してくれます。自分が量るそのはかりで、自分も量り返されるのです。」 (ルカの福音書 6:38 JCB)
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「釈明するのは、あなたがたではありません。あなたがたの天の父の御霊が、あなたがたの口を通して語ってくださるのです。」(マタイの福音書 10:20 JCB)
「きんたくんとお助けマン」
きんたくんは、教会で迫害の中でも神さまに心を向けて生きた弟子たちの話を聞きました。「どうしてそんなに強くいられるんだろう…」と考えると、不安が広がりました。
すると光のように「お助けマン」が現れました。「心の中を話してみてごらん」と寄り添ってくれます。
きんたくんは言いました。「自分が正しいと思うことを否定されると反発したくなる。そんな時、神さまを忘れそうになるんだ。」
お助けマンは答えました。「神さまはその気持ちを知った上で寄り添ってくださるよ。だから祈ればいいんだ。」
「そっかー」きんたくんは祈ることを覚え、心が温かくなりました。
ある日、友だちがからかいました。「なんで教会に行くの?へんなの。」
きんたくんは胸がチクッとしましたが、祈りました。「神さま、怒りたくなる気持ちもわかってください。愛を忘れずに寄り添えるように助けてください。」
すると心が落ち着き、友だちに聞きました。「知らないから不安なのかな?」
友だちは「ちょっとこわい」と言いました。きんたくんは笑顔で答えました。「そうなんだね。でも教会は神さまの愛を分け合う場所だよ。ぼくも行って心があたたかくなったんだ。」
友だちは安心したようにうなずきました。きんたくんは思いました。「いじわるの奥にも不安があるんだね。聴くことで神さまの愛を伝えられるんだ。」
その日から、きんたくんは祈りながら友だちに寄り添うことを決めました。
「釈明するのは、あなたがたではありません。あなたがたの天の父の御霊が、あなたがたの口を通して語ってくださるのです。」(マタイの福音書 10:20 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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