「わたしはまた、良い羊飼いです。良い羊飼いは羊のためにはいのちも捨てます。」(ヨハネの福音書 10:11 JCB)
「良い羊飼いについて行こう」
きんたくんは、ひとりで歩いていました。まわりはしんと静かで、道はくらくて、ちょっとこわい…。「もし、危ないことがおきたらどうしよう…」きんたくんの心はドキドキしました。
すると、やさしい声が聞こえました。「きんたくん、大丈夫だよ。」そこに立っていたのは、お助けマン。にっこり笑って、やさしく言いました。
「イエスさまは、良い羊飼いなんだ。羊を守るように、きんたくんのことも守ってくださるんだよ。」
きんたくんは首をかしげました。「でも、危ないことが来たらどうするの?」
お助けマンはにっこりして答えました。「良い羊飼いは、羊を守るために命をかけるんだ。だから、どんな危険が来ても、きんたくんを助けてくださるんだよ。」
きんたくんの心は、あたたかくなりました。「そうなんだ…。ぼくは守られているんだ。」こわかった足も、少しずつ前に進みはじめました。
しばらくして、友だちが泣いているのを見つけました。きんたくんは近づいて言いました。「だいじょうぶだよ。イエスさまはやさしい羊飼いだから、ぼくたちを守ってくれるんだ。」
友だちの顔に、少しずつ笑顔がひろがっていきました。きんたくんもにっこり。守られている安心を、今度はだれかに分けてあげられたのです。
「わたしはまた、良い羊飼いです。良い羊飼いは羊のためにはいのちも捨てます。」(ヨハネの福音書 10:11 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主に祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/I3Z54tMGQ3w?si=_IybeZK4_5Rf0yBO
「民の罪を赦し、そのいっさいを水に流されたのです。」(詩篇 85:2 JCB)
「きんたくんと大きな布のひみつ」
ある日、きんたくんは先生から「バビロン捕囚から帰ってきた人たち」のお話を聴きました。
人々は長い間遠い国で暮らし、やっと故郷に戻れたのです。けれど町は壊れていて、心も不安でいっぱいでした。
それでも神さまは彼らを赦し、大きな愛で包んでくださったと聞いて、きんたくんはびっくりしました。「神さまって、こんなに大きなことをなさるんだ…!」
その夜、きんたくんが不安な気持ちで眠ろうとすると、ふわっと光の中から「お助けマン」が現れました。「きんたくん、困難の中でも安心できる方法を知ってる?」と優しく問いかけます。
お助けマンは、きんたくんに一枚の大きな布を見せました。その布はやわらかくて、光を放ち、不安や心配をすっぽり包み込んでしまう不思議な布でした。「これは神さまの愛のしるしなんだよ。どんな不安も、この布で包むと安心に変わるんだ」
きんたくんは布に触れると、心がふわっと軽くなり、安心が広がっていきました。
「ぼくも、この布みたいに人の不安を包み込めるようになりたい!」そう言うと、お助けマンはにっこり笑って、「それが神さまの愛を分け合うことなんだよ」と答えました。
次の日、友だちが不安そうにしているのを見たきんたくんは、そっと寄り添い、優しい言葉をかけました。まるで大きな布で包むように、友だちの心を安心で満たしました。きんたくんは、自分も「小さなお助けマン」になれたことを感じて、胸が温かくなりました。
「民の罪を赦し、そのいっさいを水に流されたのです。」(詩篇 85:2 JCB)
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「それならそれでいいでしょう。しるしは主が決めます。見ていなさい。処女が男の子を産みます。彼女は生まれた子にインマヌエル(「神が私たちとともにいる」の意)という名前をつけます。」(イザヤ書 7:14 JCB)
「きんたくんとインマヌエルのおくりもの」
きんたくんは、遊び場で大きな子たちに囲まれてしまいました。「どうしよう…ぼく、ひとりぼっちだ」胸がドキドキして、涙が出そうになります。
きんたくんは考えました。「そうだ。大きな棒を持てば安心できるかな」「それとも、強い声を出せば守れるかな」でも、棒はポキンと折れてしまい、声は風に消えてしまいました。ますます心細くなります。
そのとき――「お助けマン」がやってきました。
でも、お助けマンは大きな武器を持っているわけではありません。なんと、小さな赤ちゃんを抱いていたのです。
きんたくんはびっくりしました。「えっ、赤ちゃん?こんなに弱そうで、どうして助けになるの?」
赤ちゃんはきんたくんを見て、にっこり笑いました。その笑顔は、きんたくんの心をふわっと軽くしました。「そうか、ぼくはひとりじゃないんだ」――そう気づいたのです。
お助けマンはやさしく言いました。「この子の名前はインマヌエル。『神さまが一緒にいてくださる』っていう意味なんだよ。」
きんたくんは思いました。「強い棒や大きな声じゃなくて、神さまがぼくと一緒にいてくださることが一番大事なんだ。」赤ちゃんが親に頼るように、ぼくもまず神さまに心を向けよう。
お助けマンは続けました。「このインマヌエルは、クリスマスに生まれたイエスさまのことなんだ。イエスさまは、どんなときもあなたと一緒にいてくださる救い主なんだよ。」
きんたくんは目を輝かせました。「イエスさまがぼくと一緒にいてくださるんだ!」
きんたくんは安心して遊び場に戻り、心の中でつぶやきました。「インマヌエル、神さまはぼくと一緒にいてくださる。」
そして、クリスマスの夜空を見上げながら、静かにほほえみました。不安になると頼るものを間違えてしまうことがあるよね。けれども、赤ちゃんのイエスさま=インマヌエルこそが本当の救いであり、どんな時も「神さまが共にいてくださる」ことが大事なんだね。
「それならそれでいいでしょう。しるしは主が決めます。見ていなさい。処女が男の子を産みます。彼女は生まれた子にインマヌエル(「神が私たちとともにいる」の意)という名前をつけます。」(イザヤ書 7:14 JCB)
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「イスラエルとユダに、わたしが約束しておいたすべての祝福の実現する日がくる。」(エレミヤ書 33:14 JCB)
きんたくんと切り株のひみつ・・・
森の中で、大きな木が切り倒され、残されたのは寂しい切り株だけでした。きんたくんは「もう森は暗くなるだけだ」と悲しんでいました。
お助けマン:「きんたくん、よく見てごらん。切り株のそばに小さな芽が出ているよ。」きんたくんは目をこらすと、ほんの小さな若枝が顔を出していました。
きんたくん:「こんな小さな芽じゃ、すぐに枯れちゃうんじゃない?」
お助けマン:「そう思うよね。でも、この芽は神さまがくださった新しいいのちなんだよ。やがて大きな木になるんだ。」
雨が降ると、新芽はしずくを飲み込んで、ぐんと背を伸ばしました。太陽が照ると、葉っぱは光を浴びて、きらきら輝きました。小鳥が枝にとまり、歌をうたうと、芽はうれしそうにさらに広がりました。風が吹いても、芽はしなやかに揺れながら強く根を張っていきました。
きんたくんは驚きました。「小さな芽が、こんなに力強く育っていくなんて!」
やがて芽は若木となり、森に新しい影と涼しい風をもたらしました。切り株はもう「終わり」ではなく、「新しい始まりのしるし」になったのです。
きんたくん:「絶望の中でも、神さまは必ず希望を育ててくださるんだ。」お助けマンはにっこり笑いました。
「イスラエルとユダに、わたしが約束しておいたすべての祝福の実現する日がくる。」(エレミヤ書 33:14 JCB)
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「何よりも、あなたの心を守りなさい。 心は生活全体に影響を与えるからです。」(箴言 知恵の泉 4:23 JCB)
きんたくんと「心を守る」お話・・・
ある日、きんたくんは教会で「心を守ることが大切だよ」というお話を聞きました。「心を守るってどういうことだろう…?」きんたくんは考えながら帰る道を歩いていました。
すると、ふわっと光のようにお助けマンが現れて、やさしく声をかけました。「きんたくん、何を考えているの?」
「心を守るって聞いたけど、ぼく、不安や心配があると、どうしても自分で何とかしようとしちゃうんだ。でも、どうにもならない時は心が守れない気がして…」
お助けマンはにっこり笑って、きんたくんの言葉をじっと聴いてくれました。
「きんたくん、心を守るってね、まず神さまに心を向けることなんだよ。自分の力だけじゃなくて、神さまに助けてもらうんだ。」
「神さまに心を向ける…?」
「そう。神さまは十字架の愛で、とことんきんたくんを愛してくださっているよ。その愛に包まれると、心は守られて、安心できるんだ。」
きんたくんは立ち止まって、心の中で神さまにお話しました。「神さま、どんな時にもまずあなたに心を向けたいです。そして、十字架の愛で愛されていることを思い出して、まわりの人を大事にできるようにしてください。」
お助けマンはうれしそうにうなずきました。「そうだね。心を守るって、神さまに心を向けてチャレンジしていくことなんだよ。」
その日から、きんたくんは不安や心配がやってきても、まず神さまに心を向けることを決めました。「神さま、ぼくの心を守ってください」そう祈ると、心の泉から安心が湧き出してくるように感じました。
お助けマンはそっと寄り添いながら言いました。「きんたくん、心を守る旅は続いていくよ。でも、神さまがいつも一緒にいてくださるから大丈夫。」
「何よりも、あなたの心を守りなさい。 心は生活全体に影響を与えるからです。」(箴言 知恵の泉 4:23 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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