「そして、真心から願い出る人の そば近くにいてくださるのです。」(詩篇 145:18 JCB)
「不安をつつむ、広がる安心」
きんたくんは、ある日学校で友だちとの小さな誤解から心が重くなり、胸がドキドキして落ち着かなくなりました。「どうしよう…ぼく、嫌われちゃったのかな…」視野が狭くなって、まわりのことが見えなくなり、ただあたふたするばかりでした。
そこへ、ふわりと光のように現れたのがお助けマン。「きんたくん、不安になっているんだね。でも大丈夫。見えないけれど、神さまはいつもそばにいてくださるんだよ。」お助けマンの声はやさしく、きんたくんの心にすっと入ってきました。
きんたくんは目を閉じて、心の中で小さく祈りました。「神さま、ぼくを助けてください。ほんとうに近くにいてくださるんですか?」
すると、不思議と胸のドキドキが少しずつ静まり、安心が広がっていきました。「そうか…神さまは見えないけど、たしかにぼくと一緒にいてくださるんだ。」
次の日、クラスで別の友だちが困って泣いていました。きんたくんは勇気を出して声をかけました。「どうしたの? 何か困ったことがあったんだね。つらかったね。」と寄り添って聴きます。
友だちは、ポツリポツリと話します。話しを聴いてくれて、わかってくれたことで、元気になってきました。
「もう、だいじょうぶだね。見えないけど、神さまはいつも近くにいてくれるんだ。ぼくも昨日、すごく不安だったけど、神さまに心を向けたら安心できたんだ。」
友だちは涙をぬぐい、笑顔になりました。「ほんとう?…なんだか心があったかくなってきた。」
お助けマンはにっこり笑って言いました。「きんたくん、よくできたね。自分がいただいた安心を、まわりの人にも分かち合うことができたんだよ。」
きんたくんは胸の奥で、見えないけれど確かに共にいてくださる神さまの愛を感じました。そして心の中でつぶやきました。「神さま、ありがとう。ぼくも、まわりの人に安心を届ける人になりたいです。」
「そして、真心から願い出る人の そば近くにいてくださるのです。」(詩篇 145:18 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/KRV4oTh3yNQ?si=b4l91HptEfziX5G-
「どんな時にも祈りなさい。どんなことでも、聖霊の考えにそって神にひたすら願い求めなさい。各地に散っているすべてのクリスチャンのために、熱心に祈り続けなさい。」(エペソ人への手紙 6:18 JCB)
「ひみつの祈り」
ある夜のこと。きんたくんはベッドの中で、胸がドキドキ。「なんだかこわいな…」と小さな声でつぶやきました。
すると、ふわっとやさしい光が広がって、お助けマンがあらわれました。「きんたくん、心がドキドキするときはね、神さまにおはなししてみよう。それが“祈り”なんだよ。」
「でも、どうやって?」ときんたくん。
お助けマンはにっこり笑って言いました。「むずかしくないよ。『神さま、ぼくを守ってください』って言うだけでいいんだ。」
きんたくんは、ぎゅっと目をつぶって、小さな声で祈りました。「神さま、ぼくを守ってください。」
すると、胸のドキドキがすこしずつ静まって、
あたたかい光が心に広がりました。
「ほらね、祈りは見えないけれど、心を守る盾になるんだよ。」お助けマンはやさしくささやきました。きんたくんは安心して、すやすや眠りにつきました。
朝になって、きんたくんはにっこり。「祈ると心があたたかくなるんだ!」
お助けマンはそっと見守りながら、「そうだね。祈りはみんなをつなぐ光なんだ。自分のことも、家族やお友だちのことも、また困っている人のことも、自分のことのように神さまによってつながっているんだよ」とつぶやきました。
きんたくんは祈ることは、まず神さまに心を向けることなんだと気づきました。
「どんな時にも祈りなさい。どんなことでも、聖霊の考えにそって神にひたすら願い求めなさい。各地に散っているすべてのクリスチャンのために、熱心に祈り続けなさい。」(エペソ人への手紙 6:18 JCB)
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「惜しげなく人に施しても、 ますます金持ちになる人もあれば、 財布のひもを固く締めても、 一文無しになる人もいます。 物惜しみしない人が裕福になります。 人を潤すことで、自分も潤うのです。」(箴言 知恵の泉 11:25 JCB)
『きんたくんと ふしぎなおすそわけ』
あるところに、きんたくんという男の子がいました。きんたくんは、お菓子やおもちゃをとても大事にしています。「分けたら、ぼくの分がなくなっちゃう…」そう思うと、なかなか友だちに渡せません。
ある日、ふわっと光の中から お助けマン が現れました。「きんたくん、分けたらほんとうに減っちゃうのかな?」やさしい声で問いかけます。
「だって、ぼくの分がなくなるもん!」きんたくんは少し怒ったように言いました。
すると、お助けマンはにっこり笑ってこう言いました。「そう思うんだね。でも心はね、分けても減らないんだよ。むしろ、ふくらんでいくんだ。」
「えっ、そうなの?」きんたくんは半信半疑。でも、勇気を出してお菓子を友だちに少し分けてみました。
「ありがとう!」友だちが笑顔になった瞬間、きんたくんの胸がぽかぽかしてきました。
「ほらね、きんたくん。君の心も潤っているよ。」お助けマンの声が、やさしく響きます。
きんたくんは気づきました。「ほんとうだ。分けても減らないんだ。ぼくの心は、友だちの笑顔でいっぱいになった!」
その日から、きんたくんは少しずつ成長しました。「分けたら減ると思っていたけど、分けたらうれしいは増えるんだね。ぼくも、分けてもらったらうれしいから。次は、だれに分けようかな?」きんたくんは、胸いっぱいのあたたかさを抱えて、歩いていきます。
「人を潤す者は、自らも潤される」きんたくんの心は、分け合うたびに うれしい が大きくなっていきました。
「惜しげなく人に施しても、 ますます金持ちになる人もあれば、 財布のひもを固く締めても、 一文無しになる人もいます。 物惜しみしない人が裕福になります。 人を潤すことで、自分も潤うのです。」(箴言 知恵の泉 11:25 JCB)
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「主は自ら、あなたのために配慮してくださるのです。 危険からも守ってくださいます。」(詩篇 121:5 JCB)
ひとりじゃないよ・・・
夜になりました。きんたくんは ベッドの中で 目をひらいていました。部屋のすみが くらくて、なんだか さみしい気持ち。「ぼく、ひとりぼっちなのかな…」そうつぶやいたとき――
ふわっと、やさしい光が ひろがりました。「こんばんは、きんたくん!」そこに立っていたのは、お助けマン。「どうしたの?心がしゅんとして、不安になっているみたいだね。」
きんたくんは うなずきました。「うん…夜になると、ぼくはひとりで心細いんだ。」
お助けマンは にっこり笑いました。「きんたくん、知ってる?神さまは、いつも君のそばにいてくれるんだよ。昼も夜も、君を守る陰のように。」
「陰って…影のこと?」きんたくんは 首をかしげました。
「そうだよ。冬だとイメージしにくいかもしれないけど、暑い夏の時は木の下の影に入ると 少し涼しくて安心するよね。神さまの陰も同じ。見えなくても、いつも君を包んで守ってくれるんだ。」
二人は 窓辺に立ちました。月の光が 差しこんで、床にきんたくんの影がうつります。「ほら、君の影は どこに行っても離れない。
神さまの陰も、君から離れないんだ。」
きんたくんは じっと影を見つめました。心の中が ぽかぽかしてきます。「じゃあ、ぼくが孤独を感じても、ほんとうはひとりじゃないんだね。」きんたくんの目が きらりと光りました。
「そうだよ。」お助けマンは うなずきました。「神さまの陰は、君の右手を守るように、いつもそばにあるんだ。」
その夜、きんたくんは 安心して 目をとじました。月の光の中で、影がやさしく広がります。
それはまるで 神さまの手のように――きんたくんを 包みこんでいました。
「主は自ら、あなたのために配慮してくださるのです。 危険からも守ってくださいます。」(詩篇 121:5 JCB)
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「主はいつ来られるかわからないのだから、いつ来られてもいいように準備をしていなさい。」(マタイの福音書 24:42 JCB)
「きんたくんと光の待ち時間」
明日は遠足です。きんたくんは、わくわくして眠れません。「バスは、いつ来るのかな?」「ちゃんと起きられるかな?」
お助けマンがにっこり言いました。「だいじょうぶ。準備をして、心をわくわくでいっぱいにすれば、光をすぐに迎えられるんだよ。」
12月のアドヘントカレンダーを前に、小さな窓をひとつ、またひとつ。「どうして、毎日すこしずつなんだろう?」ときんたくん。
お助けマンはやさしく答えました。「光はね、少しずつ心をあたためてくれるんだ。待つ時間も、光の一部なんだよ。」
ある夜、きんたくんは空を見上げます。「星って、雲にかくれて見えないときもあるよね。」
お助けマンはうなずきました。「そうだね。主の光も同じ。いつ来るかはわからないけれど、必ず来るんだ。だから見えない時も忘れないように願いながら、待っていよう。」
ある日、公園でアイスクリーム屋さんを見つけたきんたくん。「わあ、食べたい!」と走っていきます。でも、行列ができていました。
きんたくんは足をトントン。「早く食べたいのに…待つのはいやだな。」
すると、お助けマンがそっと言いました。「待っている間に、まわりを見てごらん。」
きんたくんが顔を上げると、前の子が楽しそうに話しています。木の葉がきらきら、風がそよそよ。「なんだか、待っている時間も楽しいかも。」
やっと順番が来て、アイスクリームを手にしたとき、きんたくんは思いました。「待つって、ただじっとしていることじゃないんだ。わくわくをふくらませる時間なんだ。」
遠足も、アドベントも、星空も、アイスクリームも。きんたくんは少しずつ「待つことの楽しみ」を知っていきました。
お助けマンはにっこり。「そう、それが“目を覚ましている”ってことなんだよ。」
「主はいつ来られるかわからないのだから、いつ来られてもいいように準備をしていなさい。」(マタイの福音書 24:42 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/nLuuABR-sos?si=SK9SoCjrLRQFaZTj
