本日の聖書 マタイによる福音書14章29〜31節
「イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは舟から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。 しかし、強い風に気がついて怖くなり、沈みかけたので、「主よ、助けてください」と叫んだ。」
宣教題 「わたしだ。恐れることはない。」
弟子たちは、主イエスの指示によって、日が沈んだガリラヤ湖を向こう岸に、渡ることになりました。主イエスは、一人山へ登られました。船に主イエスはいません。その夜、ガリラヤ湖では、嵐のような逆風が吹き、舟は木の葉のように揺れ、進まず、転覆しそうになりました。
舟は、「教会」「キリスト者」のことを指しています。嵐のような逆風が吹き荒れるこの世という湖、そしてそこに浮かぶキリスト者が乗る舟。弟子たちの乗った舟はまさに、教会の姿を現しています。
舟をこぎ出すように命じたのは主イエスです。しかしその船には、目に見える主イエスはいません。嵐の海、彼らは、命の危険を感じました。
この時弟子たちの乗った舟が逆風に悩まされたように、キリスト者も、試練という逆風に悩まされることがあります。波が高まり、沈没してしまいそうな試練に出会うのです。苦しみの中に置かれるのです。そういうとき、もはやダメかと思われる。そこは湖の真ん中で、助けてくれる人は誰もいない。その時ペテロは叫びます「主よ、助けてください」
まさにその時そこに、主イエスが近づいて来られるのです。それも湖の上を歩いて弟子たちの乗る舟に、近づいてこられたのです。それを見た弟子たちは、「幽霊だ」と言って叫び恐れました。それほどに弟子たちは、恐怖の中にいたのです。
海の真ん中や、誰も近づくことができない場所でも、「主よ、助けてください」その叫びに、主イエは、救いに来られたのです。そこがどんなに困難な中であっても、主イエスは、来られる。そして言われる「安心しなさい。わたしだ。恐れることはない。」
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