「朝になったら、あなたの恵みを見せてください。 あなたを支えとして生きている私に、 どの道を選ぶべきか教えてください。 私は心の底から祈っているのですから。」(詩篇 143:8 JCB)
〜友だちの道に迷った朝〜
きんたくんは、朝起きた瞬間から胸がぎゅっと苦しくなりました。昨日、仲よしのゆうたくんとケンカしてしまったのです。
「今日、学校で会ったら…どうしよう。話しかけたほうがいいのかな。でも、ゆうたくん、怒ってたし…。」ランドセルを背負う手も、なんだか重たく感じました。
そのとき、窓からやわらかい光が差し込み、
お助けマンがそっと現れました。「おはよう、きんたくん。心がモヤモヤしてるね。」
きんたくんはうつむいたまま言いました。「ゆうたくんとケンカしちゃったんだ…。今日、どうしたらいいかわからないよ。仲直りしたいけど、こわいんだ。」
お助けマンは、きんたくんの隣に腰をおろしました。「朝ってね、昨日のことを思い出して不安になるときがあるんだよ。でも、そんな朝こそ、神さまは“恵み”を見せてくれるんだ。」
「恵み…?」
「うん。“きんたくんはひとりじゃないよ”っていうしるし。そして、“どの道を歩けばいいか教えるよ”っていう導きなんだ。」
きんたくんは小さく息を吸いました。「でも、どうやってわかるの?」
お助けマンは、きんたくんの胸にそっと手を当てました。「心の奥にね、“ほんとうはこうしたい”っていう小さな声があるでしょ?それは神さまがそっと教えてくれている道なんだよ。」
きんたくんは目を閉じて、胸の奥に耳をすませました。すると、かすかに聞こえてきました。
「…ゆうたくんに、“ごめんね”って言いたい。仲直りしたい。でも、こわい…。」
きんたくんは目を開けて言いました。「お助けマン、ぼく…勇気を出して言ってみるよ。ゆうたくんが怒ってても、ぼくの気持ちは伝えたい。」
お助けマンはにっこり笑いました。「その気持ちこそ、神さまの恵みだよ。きんたくんが選んだその一歩を、神さまはちゃんと支えてくれる。」
学校へ向かう道、きんたくんの足は少し震えていました。でも、朝の光がやさしく背中を押してくれているようでした。
教室に入ると、ゆうたくんがちらっとこちらを見ました。きんたくんは深呼吸をして、そっと近づきました。「ゆうたくん…昨日はごめんね。」
ゆうたくんは少しびっくりした顔をして、
それから小さく笑いました。「ぼくも、ごめん。今日、一緒に遊ぼう。」
きんたくんの胸の中に、あたたかい光が広がりました。それはまるで、「ほらね、今日の道はここだよ。」と神さまが教えてくれたようでした。
「朝になったら、あなたの恵みを見せてください。 あなたを支えとして生きている私に、 どの道を選ぶべきか教えてください。 私は心の底から祈っているのですから。」(詩篇 143:8 JCB)
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/CTNKv1sA98o?si=JcgQN1LhVEcBqU2z
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