「子どもが、かわいがってくれる父親を見ならうように、何をするにも神を模範としなさい。」(エペソ人への手紙 5:1 JCB)
「お手本は、神さまのやさしさ」
朝の教室で、きんたくんは、ランドセルをおろしながら、ため息をつきました。「はぁ…また、たろうくんに意地悪言われたらどうしよう…。」
昨日、たろうくんに「お前の字、へたくそ!」と言われて、胸がチクッと痛くなったのです。
そのとき、机の下からひょこっと顔を出したのは――お助けマン。「きんたくん、今日は元気ないね。どうしたの?」
きんたくんは、昨日のことを話しました。
お助けマンは、きんたくんの目を見て、静かに言いました。「ねぇ、きんたくん。神さまって、どんなふうにきんたくんを見てくれてると思う?」
きんたくんは少し考えて、「…大事にしてくれてると思う。失敗しても、怒鳴ったりしないで、待ってくれる感じ。」と答えました。
お助けマンはうなずきました。「そうだね。神さまは、子どもをかわいがるお父さんみたいに、きんたくんを大切にしてる。その“やさしさ”を、きんたくんもまねしてみるとどうかな?」
「でも…たろうくんに意地悪言われたら、やさしくなんてできないよ。」きんたくんは眉をひそめました。
お助けマンは、そっと肩に手を置きました。「やさしくするって、“負ける”ことじゃないよ。神さまみたいに、相手の心を見ようとすることなんだ。たろうくん、もしかしたら何か困ってるのかもしれないよ。」
きんたくんは、胸の奥が少しあたたかくなるのを感じました。「…じゃあ、今日、たろうくんが困ってたら、手伝ってみる。」
休み時間。たろうくんが、プリントを落としてバラバラにしてしまいました。「うわっ、最悪…!」
きんたくんは一瞬迷いました。でも、朝のことを思い出しました。(神さまみたいに、やさしくしてみよう。)
きんたくんは、そっと近づきました。「いっしょに拾おうか?」
たろうくんは驚いた顔をしましたが、「…うん。」と小さく答えました。
二人でプリントを集め終わると、たろうくんがぽつりと言いました。「昨日、きついこと言ってごめん。家でケンカして、イライラしてたんだ。」
きんたくんは、にっこり笑いました。「いいよ。またいっしょに遊ぼう。」
教室の隅で見ていたお助けマンは、満足そうにうなずきました。「きんたくん、今日の君は、神さまのお手本をちゃんと見ていたね。やさしさって、誰かの心をそっと救う力があるんだよ。」
きんたくんの胸の中に、ぽっとあたたかい光が灯りました。
「子どもが、かわいがってくれる父親を見ならうように、何をするにも神を模範としなさい。」(エペソ人への手紙 5:1 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/iZKuC_6GUso?si=mciwSaY2x6qMZ8nB
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