「これが私の最終的な結論です。神を恐れ、その命令に従いなさい。これこそ人間の本分です。」(伝道者の書 12:13 JCB)
「ほんとうに大切なことって、なんだろう」
その日の体育は、クラスのみんなが楽しみにしているドッジボールの日でした。体育館に向かう途中、人気者のタクミくんがひそひそ声で言いました。
「なあ、ユウタの体操着、ちょっと隠してみない?見つからなくて焦る顔、絶対おもしろいって!」
まわりの子たちは「いいね!」と笑いながらついていきます。きんたくんもその輪の中にいましたが、胸の奥がざわっとしました。
タクミくんは、ユウタくんの体操着袋を体育館のベンチの裏に押し込みました。「ほら、これで見つからないぞ!」みんなはクスクス笑っています。
でも、きんたくんの心は笑えませんでした。「これって…本当におもしろいのかな。ユウタくん、体育に出られなくなったらどうするんだろう。でも、ぼくだけ反対したら、みんなに変に思われるかもしれない…。」
胸の中で、二つの気持ちがぶつかり合っていました。
そのとき、ふわっと空気がやわらかくなり、お助けマンがそばに立っていました。「きんたくん、心がチクチクしているね。」
きんたくんは小さな声で言いました。「ぼく、どうしたらいいかわからないよ。みんなは楽しそうだけど、ユウタくんが困るのはイヤなんだ。でも、ぼくだけ反対したら…。」
お助けマンは、きんたくんの気持ちを最後まで聞いてから、静かに言いました。「正しいことを選ぶとき、人の心は揺れるものだよ。でもね、きんたくんの心の奥には、神さまがくださった“よい道”がちゃんと光っている。その光に耳をすませることが、人としてとても大切なんだ。」
そのとき、体育館の入口でユウタくんが半泣きになっていました。「ない…どこにもない…体操着がないと体育できないよ…。」
先生も心配そうに声をかけています。その姿を見た瞬間、きんたくんの胸がぎゅっと痛くなりました。
「これ…やっぱりよくないよ。神さまは、こんなことで誰かが悲しむのを喜ばない…。」
きんたくんは、勇気をふりしぼってタクミくんに言いました。「タクミくん…体操着、返そうよ。ユウタくん、本当に困ってるよ。笑いごとじゃないよ。」声は震えていました。でも、はっきりと言えました。
タクミくんは最初むっとしましたが、ユウタくんの泣きそうな顔を見て、しぶしぶ体操着を取りに行きました。まわりの子たちも、だんだん笑うのをやめていきました。
ユウタくんは体操着を受け取ると、ほっとしたように「ありがとう…」とつぶやきました。きんたくんの胸のチクチクは、ゆっくりと消えていきました。
体育が始まる前、お助けマンがそっと現れました。「きんたくん、よくがんばったね。怖かったのに、心の中の光を選んだ。それは神さまがとても喜ばれることなんだよ。これこそ、人として大切にすべき生き方なんだ。」
きんたくんは静かにうなずきました。「うん…こわかったけど、言えてよかった。なんか、心がすっきりしたよ。」
お助けマンはやさしく微笑み、光の中に消えていきました。
「これが私の最終的な結論です。神を恐れ、その命令に従いなさい。これこそ人間の本分です。」(伝道者の書 12:13 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/bjZQu45SDVQ?si=o5rivKLKI8luKFB0
- ほんとうに大切なことって、なんだろう・・・ (2026-02-23 06:11:57)
- どうしたら落ち着けるの?」の巻・・・ (2026-02-22 06:04:51)
- どうしたらいいかわからないときの道しるべ・・・ (2026-02-21 06:46:56)
- ひとつのゴミから・・・ (2026-02-20 05:08:58)
- あとでわかる“よかった”のひみつ・・・ (2026-02-19 07:11:54)
- 「がんばりたい心と、休みたい心」・・・ (2026-02-18 07:42:40)
- ひかりは広がっていく・・・ (2026-02-17 06:35:54)
- ほんとうに大切なことってなに?・・・ (2026-02-16 06:45:00)
- どうしてそんなにしょんぼりしてるの?・・・ (2026-02-15 06:52:21)
- きんたくん、どうしたの?・・・ (2026-02-14 05:31:59)

