「しかし、主イエスがしなさいと言われた務めをやり遂げるためなら、こんな取るに足らぬ命でも、喜んで投げ出す覚悟はできています。その務めとは、神の恵みの福音を伝えることです。」(使徒の働き 20:24 JCB)
「ひとつのゴミから」
土曜日の朝。きんたくんは、マンションの前でほうきを持ったまま、ため息をついていました。
今日は“地域の清掃当番”。でも、友だちは遊びに行っているし、風は冷たいし、「なんでぼくだけ…」という気持ちがむくむくとふくらんできます。
そのとき、ふわりとお助けマンが、やさしい風といっしょに降りてきたのです。「きんたくん、今日はずいぶん重たい顔をしているね」
きんたくんは、ほうきをぎゅっと握りしめました。「だって、こんな掃除、やってもやらなくても同じだよ。ぼくひとりがやったって、意味なんてないよ」
お助けマンは、地面に落ちている小さな紙くずを指さしました。「きんたくん、この紙くず、ひとつだけなら小さいよね。でも、誰も拾わなかったらどうなると思う」
「…どんどん増えて、道が汚くなる」
「そう。だからね、“誰かがひとつ拾う”と、そこから世界が少しずつ変わるんだよ。きんたくんがやっていることは、小さく見えても、“みんなのため”の大切な務めなんだ」
きんたくんは、ほうきを見つめました。「でも、ぼくの力なんて…」
お助けマンは、にっこり笑いました。「パウロさんもね、自分の命より大切な“務め”があるって言ったんだ。それは、自分のためじゃなくて、“誰かを助けるためにやり遂げる喜び”だったんだよ。きんたくんの掃除も、同じ光を持っているよ」
胸の奥が、じんわりとあたたかくなりました。きんたくんは、ほうきを持ち直しました。「…よし。ひとつずつでいいから、やってみる。ぼくがやったら、誰かが気持ちよく歩けるもんね」
「その気持ちが、いちばん大切なんだよ」お助けマンはそう言って、空へと飛び立ちました。
きんたくんは、落ち葉を掃きながら思いました。“誰かのためにやるって、なんだか心が軽くなるな”と。
「しかし、主イエスがしなさいと言われた務めをやり遂げるためなら、こんな取るに足らぬ命でも、喜んで投げ出す覚悟はできています。その務めとは、神の恵みの福音を伝えることです。」(使徒の働き 20:24 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/9y4GNsFzI4I?si=5_UGAuO-V9OHmdRQ
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