「ですから私たちは、さまざまの苦しみや困難に直面した時も喜ぶことができます。それによって忍耐を学ぶからです。 忍耐によって私たちの品性が磨かれ、さらに、それによって希望が与えられるのです。こうして、私たちの希望と信仰は強められ、どんなことにも動じなくなるのです。」(ローマ人への手紙 5:3-4 JCB)
〜「がんばれない日」に生まれる希望〜
その日の朝、きんたくんは学校へ行く前から元気がありませんでした。漢字テストの練習をしても、どうしても覚えられない字があったのです。「もうやだなぁ…ぼく、なんでこんなにできないんだろう…」
ランドセルをしょったまま、玄関でしょんぼりしていると、ふわっと光がゆれて、お助けマンが現れました。「きんたくん、今日もがんばってるね。でも、なんだか心が重そうだね」
きんたくんは小さな声で答えました。「がんばってるのに、できないんだ。もうイヤになっちゃうよ」
お助けマンは、きんたくんの隣にしゃがんで、同じ目線で話し始めました。「ねえ、きんたくん。ローマ書っていう本にね、こんな言葉があるんだよ。
“苦しみに出会っても喜べる。それが忍耐を生み、忍耐が人を強くし、
そして希望が生まれるからだよ。”
これってね、“できない”って感じる時こそ、心の中で大事な力が育ってるよ、っていうメッセージなんだ」
きんたくんは少しだけ顔を上げました。「でも…苦しいのに、どうして喜べるの?」
お助けマンは、きんたくんのノートをそっと開きました。「見てごらん。昨日より、書ける漢字が増えてるよ。これって“忍耐”が育ってる証拠なんだ」
「でも、まだ全部はできないよ」
「うん。全部できなくてもいいんだよ。大事なのは、**あきらめないで続けている“きんたくんの心”**なんだ。その心が、きんたくんの“品性”を磨いて、やがて“できるかもしれない”っていう希望を生み出すんだよ」
きんたくんは、胸の奥が少しあたたかくなるのを感じました。
学校に向かう道で、きんたくんはもう一度ノートを開きました。苦手だった漢字を、ゆっくり、ていねいに書いてみます。「…あれ、さっきより上手に書けたかも」
お助けマンはにっこり笑いました。「ほらね。苦しみの中で育った“忍耐”が、きんたくんの心を強くして、その強さが“希望”を生み出してるんだよ」
きんたくんは、少し胸を張って歩き出しました。「今日のテスト、がんばってみるよ。できなくても、また練習すればいいんだよね」
「その通り。きんたくんの中には、もう“希望の芽”が出てるよ」
その日、きんたくんはテストで全部正解できたわけではありません。でも、帰り道の足取りは軽く、心は晴れやかでした。
「ぼく、あきらめなかった。それって、すごいことなんだね」空の向こうで、お助けマンがそっとうなずいたような気がしました。
「ですから私たちは、さまざまの苦しみや困難に直面した時も喜ぶことができます。それによって忍耐を学ぶからです。 忍耐によって私たちの品性が磨かれ、さらに、それによって希望が与えられるのです。こうして、私たちの希望と信仰は強められ、どんなことにも動じなくなるのです。」(ローマ人への手紙 5:3-4 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/hccABPtf3b0?si=4w1NsoZpCqVT40Li
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