「神よ、何もかもが信じられず動揺してしまうとき、 私の心を静め、新しい希望を与え、 快活さを取り戻させてください。」(詩篇 94:19 JCB)
〜こころに風がふくとき〜
きんたくんは、今日ずっと胸がチクチクしていました。休み時間にタクミくんに言われたひとことが、心の中で何度もぐるぐる回っていたのです。
「きんた、ドジだなあ」ほんの軽い調子の言葉。でも、きんたくんには、心にトゲが刺さったみたいに痛く感じられました。
家に帰ると、ランドセルを置いたきんたくんは、机に顔をうずめました。「ぼくって、ほんとにドジでダメなのかな…」
そのとき、ふわっと光がゆれて、お助けマンがあらわれました。「きんたくん、今日は心が重たくなってるね」
きんたくんは、小さな声で言いました。「タクミくんの言葉が、ずっと頭からはなれないんだ。なんでだろう、心がぎゅーってして、なんにもしたくないよ」
お助けマンは、そっときんたくんの横に座りました。「心が痛いときって、体まで元気がなくなるよね。でもね、そんなときこそ、神さまが“しずけさ”をくれるんだよ。心の中に、そよ風みたいな静かな場所をつくってくれるんだ」
「そよ風…?」
「うん。きんたくん、深呼吸してみよう。神さまが、チクチクした心をやわらかく包んでくれるのを感じてみて」
きんたくんは、ゆっくり息を吸って、ゆっくり吐きました。すると、胸の奥のチクチクが、少しだけ小さくなった気がしました。「なんか…ちょっと軽くなったかも」
お助けマンはうれしそうにうなずきました。「それが、神さまの“慰め”だよ。そしてね、その静けさの中から、“快活さ”っていう元気が、またふわっと戻ってくるんだ」
「快活さって…どんな感じ?」
お助けマンは、きんたくんの胸にそっと手をあてました。「たとえばね、心が軽くなって、体が自然に動きたくなる。さっきまで重かった足が、また歩きたくなる。笑おうとしていないのに、口が勝手に笑っちゃう。そんな“内側からわいてくる元気”のことだよ」
きんたくんは、胸の奥がぽっとあたたかくなるのを感じました。さっきまで動かなかった足が、少しだけ動きたくなりました。「なんか…外に出てみたい気がする」
「それが、快活さが戻ってきたサインだよ。神さまが、きんたくんの心に新しい希望を置いてくれたんだ」
きんたくんは、少し照れながら笑いました。「ありがとう。聴いてくれて。ぼく、明日タクミくんに“いっしょに遊ぼう”って言えるかも」
お助けマンは、光の中に消えながら言いました。「きんたくん、心がゆれたら、いつでも呼んでね。神さまは、きんたくんの味方だから」
その夜、きんたくんは胸の奥にそよ風が吹くような軽さを感じながら、安心して眠りました。
「神よ、何もかもが信じられず動揺してしまうとき、 私の心を静め、新しい希望を与え、 快活さを取り戻させてください。」(詩篇 94:19 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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