「主は絶対安全なとりで、 正しい人はその中に逃げ込みます。」(箴言 知恵の泉 18:10 JCB)
「できなかった日と、心のおしろ」
その日、きんたくんのクラスでは鉄棒の逆上がりの練習をしていました。みんなが順番に挑戦していく中、きんたくんはドキドキしながら鉄棒を握りました。
「よし…いくぞ」
勢いをつけて足を振り上げます。でも、体はくるっと回らず、ずるっと落ちてしまいました。
後ろで見ていたたくみくんが、思わず言いました。「えー、まだできないの?きんたくん、がんばれよ〜」
その言葉は軽い冗談のつもりだったけれど、きんたくんの胸には、ずしんと重く響きました。
休み時間になっても、きんたくんは鉄棒の方を見られませんでした。「ぼく、なんでできないんだろう…」心がしゅんとなっていきます。
帰り道、きんたくんはランドセルの肩ひもをぎゅっと握りしめました。
そのとき、ふわっと風が光り、お助けマンが現れました。「きんたくん、今日は心がしょんぼりしてるね。どうしたのかな」
「逆上がり…できなかったんだ。みんなの前で失敗して、からかわれて…ぼく、どこにもにげる場所がないよ」
お助けマンは、きんたくんの横にそっとしゃがみました。「きんたくん、知ってる?神さまは“絶対に安全なとりで”なんだよ。怖いとき、悲しいとき、心がぎゅっとなるとき、そこに“にげこむ”ことができるんだ。」
「でも…神さまのところって、どこにあるの?」
お助けマンは、きんたくんの胸にそっと手を当てました。「ここだよ。神さまは、きんたくんの心の中に“いつでも開いてるおしろ”を作ってくれてる。『助けてください』って小さくつぶやくだけで、そのおしろの中に入れるんだ。」
きんたくんの胸の奥が、じんわり温かくなりました。
次の日。きんたくんは鉄棒の前に立ち、深呼吸しました。「できなくてもいい。でも、ぼくはひとりじゃない。神さまのおしろがあるんだ。」
その気持ちが、きんたくんの背中をそっと押しました。
練習を見ていたたくみくんが言いました。「昨日はごめん。いっしょに練習しようよ」
きんたくんは笑顔でうなずきました。心の中でそっとつぶやきます。「神さま、ありがとう。ぼく、ちゃんとにげこめたよ。」
遠くから、お助けマンが静かにエールを送ってくれました。
「主は絶対安全なとりで、 正しい人はその中に逃げ込みます。」(箴言 知恵の泉 18:10 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/n9qnkWaRzY8?si=ruv4Wmpz8-7-mfBx
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