「あなたの神、主が、 あなたのうちに住むために到着したからだ。 この方は力ある救い主で、勝利をお与えになる。 あなたのことをことのほか喜ぶ。 あなたを愛し、責めることはなさらない。」 聞こえてくるのは、 喜びにあふれた聖歌隊の歌声だろうか。 いや、神が、あなたがたのことを喜び、 歌っているのだ。 「わたしは傷ついた者を集め、あなたの恥を取り去ろう。」(ゼパニヤ書 3:17 JCB)
「きんたくんと十字架の歌 ― 心がほどけるまで」
今日は、きんたくんにとってつらい一日だった。体育の時間、走っている途中で足がもつれて転んでしまい、ズボンは泥だらけ。クラスの何人かが笑った。
その笑い声が、帰り道になっても耳から離れなかった。「なんであんなに笑うんだよ……」「ぼく、そんなに変だったのかな」
「もう学校行きたくないな……」胸の奥がぎゅっと縮まって、自分のことがどんどん小さく、弱く感じられた。家に帰ってランドセルをおろした瞬間、涙がこぼれそうになった。「神さまも、こんなぼくを見てがっかりしてるよね……」
そのとき、ふわりと光がゆれて、お助けマンが現れた。「きんたくん、今日は心が痛かったね」
その言葉を聞いた瞬間、きんたくんの胸の奥に隠していた気持ちが、一気にあふれ出した。「……うん。転んだのも恥ずかしかったけど、笑われたのがいちばんつらかった。ぼく、なんであんなに弱いんだろう。強くなりたいのに、なれないんだ……」
お助けマンは、きんたくんの言葉をさえぎらず、ただ静かにうなずいた。「きんたくん、その痛み……イエスさまはよく知っているよ」
「イエスさまが……?」
「そう。イエスさまは十字架で、“恥ずかしさ”も“痛み”も“ひとりぼっちの気持ち”も、ぜんぶ背負ってくださった。だからね、きんたくんが今日感じたことを『わかるよ』って言ってくださるんだ」
きんたくんの心が、少しだけ動いた。でも、まだ不安が残っていた。「でも……ぼくの失敗、イエスさまは怒らないの……?」
「怒らないよ。むしろ、傷ついたきんたくんを抱きしめて、『あなたは大切だよ』って歌ってくれるんだ」
その瞬間、きんたくんの耳に、風のように静かな歌声が届いた。胸の奥に、じんわりとあたたかさが広がっていく。「これ……イエスさまの歌……?」
「そう。ゼパニヤ書にあるように、神さまは“あなたのことを喜び、歌われる”んだよ。十字架の愛は、きんたくんの恥をそっと取り去って、
『もう大丈夫だよ』って包んでくれる」
きんたくんの目に涙がたまった。その涙はさっきの涙とは違った。「ぼく……今日のこと、まだ痛いけど……イエスさまがわかってくれるなら、なんだか、心が少し軽くなったよ」
お助けマンは、きんたくんの肩に手を置いた。「痛みがあるときこそ、十字架の愛につながるチャンスなんだよ。きんたくんの心は、今、イエスさまの歌が届く場所に開いているんだ」
きんたくんは深呼吸をした。胸の奥に、ぽっと灯りがともったようだった。「ぼく、また明日がんばってみる。イエスさまが歌ってくれるなら、こわくない」
「あなたの神、主が、 あなたのうちに住むために到着したからだ。 この方は力ある救い主で、勝利をお与えになる。 あなたのことをことのほか喜ぶ。 あなたを愛し、責めることはなさらない。」 聞こえてくるのは、 喜びにあふれた聖歌隊の歌声だろうか。 いや、神が、あなたがたのことを喜び、 歌っているのだ。 「わたしは傷ついた者を集め、あなたの恥を取り去ろう。」(ゼパニヤ書 3:17 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/p3R8w9MTwOc?si=cW42C0_jhXqVScFO
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