「わたしは、おまえたちのために立てた計画をよく知っている。それは災いではなく祝福を与える計画で、将来と希望を約束する。」(エレミヤ書 29:11 JCB)
〜ぼくの みらいは 神さまの 手のひら〜』
きんたくんは、げんきな おとこの子。でもね、ちょっと いやなことが あると、すぐに ぷんぷん!「なんで ぼくだけ こんなめに あうの?」「もう いやだよ!」
くつが ぬれた日も、あそびに さそわれなかった日も、きんたくんの こころは くもって しまいます。
そんな きんたくんの そばに、しずかに 寄り添っている のは――「おたすけマン」。
おたすけマンは、きんたくんの ふくれっつらを みても、おこったり しません。ただ、そっと ちかづいて、こう いいます。「きんたくん、つらかったね。ぼくは、きんたくんの きもち、ちゃんと きいてるよ。」
きんたくんは、ちょっと びっくり。「ほんとうに? ぼくの きもち、わかってくれるの?」
おたすけマンは、にっこり わらって うなずきました。
ある日、おたすけマンは えほんを ひらいて、
むかしの おはなしを してくれました。「むかしね、イスラエルの 人たちは、とおくの バビロンって まちに つれていかれて、かなしい おもいを したんだよ。」
きんたくんは、まじめな かおで きいています。
「でもね、かみさまは こう いったんだ。『わたしは あなたがたに へいあんを あたえる けいかくを もっている。しょうらいと きぼうを あたえるための ものだよ。』」
そのことばに、きんたくんの こころに、ぽっ…と あかりが ともりました。
つぎの日、きんたくんは ころんで、ひざを すりむきました。「もういやだ!」と さけびそうに なったとき――おたすけマンが、そっと 手を さしのべました。
「きんたくん、かみさまはね、きんたくんの みらいにも、ちゃんと きぼうを よういしてるよ。」
きんたくんは、そらを みあげました。くもの すきまから、やさしい ひかりが さしこんでいました。
それから すこしずつ、きんたくんはいやなことが あっても、すぐに ぷんぷん しなくなりました。
かわりに、こう いうように なったのです。「かみさま、ぼくの みらいにも きぼうを くれて、ありがとう。」
おたすけマンは、にっこり わらって、きんたくんの かたを ぽんと たたきました。「かみさまは、ぼくの みらいを しってる。へいあんと きぼうを くれるんだ。」
「わたしは、おまえたちのために立てた計画をよく知っている。それは災いではなく祝福を与える計画で、将来と希望を約束する。」(エレミヤ書 29:11 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/kkI3GsYx4sw?si=VSXzV1iTwcA9d8gM
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