「この福音は、私たちがキリストを信じる時、神が私たちを天国に入るにふさわしい者、すなわち、神の目から見て正しい者としてくださることを教えています。それは、初めから終わりまで、信仰によって達成されるのです。「正しい人は信仰によって生きる」(ハバクク2・4)と、聖書に書いてあるとおりです。」(ローマ人への手紙 1:17 JCB)
「信じるって、どういうこと?」―
ある日の夕暮れ、きんたくんは空を見上げていました。風が木々を揺らし、雲が流れていきます。「空気って見えないけど、たしかにあるよね。愛も見えないけど、感じることができる。
神さまも…見えないけど、いるって信じてる。
でも、ぼくの心は、見えるものばかりにとらわれちゃうんだ。」
きんたくんは、胸の奥がちょっともやもやしていました。そのとき、ふわりと光のような存在が現れました。それは――お助けマン。
「きんたくん、心の声を聞かせてくれてありがとう。見えないものを信じるって、たしかにむずかしいよね。でもね、聖書の中の人たちも、みんな最初は迷っていたんだよ。」
「ほんとに?」ときんたくん。
「うん。たとえば、アブラハム。神さまに『行きなさい』って言われて、行き先も知らずに旅に出たんだ。モーセも、海が割れるなんて信じられなかったけど、神さまを信じて一歩踏み出した。彼らは、見えない神さまの言葉を信じて、歩いたんだよ。」
きんたくんは目を丸くしました。「じゃあ、ぼくも…信じて歩けるかな?」
お助けマンはにっこり笑って言いました。「もちろん。信仰ってね、“見えないけど、信じてみる”っていう小さな一歩から始まるんだ。たとえば、祈ってみること。聖書を読んでみること。自然の中で『ありがとう』って言ってみること。それが、信仰の種になるんだよ。」
きんたくんはそっと手を胸にあてました。「ぼく、やってみる。見えないけど、たしかにあるって、信じてみる。」
お助けマンは、きんたくんの肩に手を置いて言いました。「その心が、もう信仰の旅のはじまりだよ。そして、きんたくんが信じて歩く姿は、きっと誰かの光になる。」
その日から、きんたくんは「見えないもの」を感じる旅に出ました。風の音に耳をすませ、聖書の言葉に心をひらき、小さな祈りを空に届けながら――。
「この福音は、私たちがキリストを信じる時、神が私たちを天国に入るにふさわしい者、すなわち、神の目から見て正しい者としてくださることを教えています。それは、初めから終わりまで、信仰によって達成されるのです。「正しい人は信仰によって生きる」(ハバクク2・4)と、聖書に書いてあるとおりです。」(ローマ人への手紙 1:17 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
よかったら、こちらもごらんくださいね。https://youtu.be/G3wtt3rM8Bk?feature=shared
- 信じるって、どういうこと?・・・ (2025-10-14 06:26:26)
- きんたくんと きこえる こころ・・・ (2025-10-13 06:32:41)
- よわさを だきしめる たび・・・ (2025-10-12 06:19:47)
- きんたくんと安心の愛・・・ (2025-10-11 06:00:15)
- きんたくんとこころのれんしゅう・・・ (2025-10-10 06:10:29)
- きんたくんと光の小道・・・ (2025-10-09 06:20:44)
- 愛されることを知る旅・・・ (2025-10-08 05:17:03)
- きんたくんと ひかりのたから・・・ (2025-10-07 06:59:44)
- いのちの つながり・・・ (2025-10-06 06:04:32)
- きんたくんとよるのともだち・・・ (2025-10-05 06:24:46)