「国々の民は、あなたの光を慕って来る。 力ある王たちは、 その上に輝く主の栄光を見るために来る。」 (イザヤ書 60:3 JCB)
きんたくんと光の道・・・
ある日、きんたくんは教会で御言葉を聴いていました。
「国々はあなたの光のうちに歩み、王たちはあなたの輝きに照らされて進む」
その言葉が、きんたくんの胸にぽっと灯をともしました。
でも、帰り道のきんたくんはふと考えました。
「みんな光を求めているのに、どうして本物の光である神さまを求めないんだろう?」
そして、きんたくん自身も、神さまのことをすぐ忘れてしまうことに気づいて、心が暗くなってしまうことがあると気づきました。
そのとき、ふわりと現れたのは――お助けマン。
「きんたくん、暗い道は好き?」
「ううん、暗いところはこわいから好きじゃないよ」
「そうだよね。明かりがあると安心するよね。心も同じなんだ。寂しいとき、悲しいとき、暗い気持ちになるときは、温もりや思いやりという光が必要なんだよ」
きんたくんは、はっとしました。
「そうか。光ってすごいね。神さまの光って、心にも届くんだね」
「そうだよ。神さまの愛の光は、どんな暗闇にも届くんだ。だから、まずは神さまに心を向ける練習をしてみよう。祈ること、聴くこと、感謝すること――それが光を受け取る準備になるんだよ」
きんたくんは、毎日少しずつ、神さまに心を向ける練習を始めました。
暗い気持ちになったときは、「神さま、ぼくの心に光をください」と祈りました。
そして、ある日、友だちが悲しそうにしているのを見て、きんたくんはそっと声をかけました。
「大丈夫? ぼくも暗い気持ちになることあるよ。でも、神さまの光があると、少しずつ明るくなるんだ」
その言葉は、まるで小さな灯のように、友だちの心に届きました。きんたくんは思いました。
「光が必要な人にこそ、分かち合いたい。神さまの光を、ぼくも届ける人になりたい」
そして、きんたくんの歩む道は、少しずつ明るくなっていきました。神さまの光に照らされながら――。
「国々の民は、あなたの光を慕って来る。 力ある王たちは、 その上に輝く主の栄光を見るために来る。」 (イザヤ書 60:3 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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