モーセは言いました。「あなたがごいっしょでなければ、この場所から一歩でも動くのを許さないでください。 (出エジプト記 33:15 JCB)
「ともにいてください」
きんたくんは、朝から何をやってもうまくいきません。靴下は片方見つからないし、描いた絵はぐちゃぐちゃになってしまうし、友だちにもちょっと冷たくされてしまいました。
「なんでこんなにダメなんだろう…」きんたくんは、心の中でぽつりとつぶやきます。先が見えないような気持ちに、胸がぎゅっとなりました。
そのとき、ふわりと光が差し込んで、お助けマンが現れました。「きんたくん、今日は心が曇っているね。何があったのか、話してくれる?」
きんたくんは、涙をこらえながら話します。うまくいかないこと、不安な気持ち、神さまのことを忘れてしまったこと…。
お助けマンは、きんたくんのそばに座って、静かに聴いてくれました。何も言わず、ただ、そばにいてくれました。
お助けマンは、そっと聖書を開きました。そこには、モーセの言葉がありました。「あなたご自身がともに行ってくださらないのなら、私たちをここから上らせないでください。」
「モーセも、先が見えないとき、神さまに『ともにいてください』って願ったんだよ。きんたくんも、そう願っていいんだよ。」
きんたくんは、はっとしました。神さまは、忘れられたわけじゃない。いつも、そばにいてくださることを思い出しました。
その夜、きんたくんは十字架の絵を描きました。暗い色の中に、ひとすじの光が差し込んでいます。「この光が、ぼくのマイナスをプラスに変えてくれるんだ。」
お助けマンは微笑みました。「そうだね。十字架の愛は、どんな不安も、悲しみも、希望に変えてくれる。」
きんたくんは、そっと祈りました。
「神さま、ぼくの心に来てください。先が見えなくても、あなたと一緒なら歩いていけます。」
モーセは言いました。「あなたがごいっしょでなければ、この場所から一歩でも動くのを許さないでください。 (出エジプト記 33:15 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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