「キリストを知れば知るほど、その偉大な力を通して、私たちが神に従う正しい生活を送るために必要なすべてのものをいただくことができるのです。そればかりかキリストは、ご自分の栄光と共に敬虔や品性をも、私たちに与えてくださるのです。」(ペテロの手紙�� 1:3 JCB)
「神さまの愛に包まれて」
きんたくんは、ある日、心がどんより曇っていました。「ぼくは力がない…」「ぼくは賢くない…」「ぼくは弱い…」「ぼくなんてダメだ…」
そんな思いが、きんたくんの目を曇らせて、神さまのことが見えなくなってしまいました。まるで、心に黒い雲がかかってしまったようでした。
そのとき、ふわりと光が差し込みました。「きんたくん、どうしたの？」優しい声とともに現れたのは、お助けマン。きんたくんの隣に座って、ただ静かに耳を傾けてくれました。きんたくんの涙も、ため息も、言葉にならない気持ちも、ぜんぶ受けとめてくれました。
「きんたくん、だからこそ、神さまの愛が必要なんだよ。」
お助けマンは、聖書の言葉をそっと教えてくれました。「神のご性質にあずかる者となるようにと、すべてのものが与えられているんだよ（ペテロの手紙�� 1:3）。」
「えっ…ぼくに？」「そう、きんたくんに。神さまは、きんたくんを神の子として選んでくださったんだ。」その言葉に、きんたくんの心にぽっと灯りがともりました。
「イエスさまは、ぼくのために十字架で苦しんでくださったんだよね…」
「うん。そしてその苦しみは、愛のしるし。だから、きんたくんが感じる痛みも、悲しみも、神さまは知っていて、そこに寄り添ってくださる。」
きんたくんは、涙をぬぐいながら、少しずつその意味を受けとめていきました。
「神さまがぼくを愛してくださるから、ぼくも誰かを愛することができるんだね。」
「そうだよ。愛は、神さまからの贈りもの。きんたくんの中に、ちゃんとあるよ。」
きんたくんは、心の中にあった小さな愛の種が、芽を出したような気がしました。
「どんなことがあっても、神さまの愛から引き離されることはないんだよね？」
「うん。何があっても、神さまの愛はきんたくんとずっと一緒。」
きんたくんは、空を見上げました。雲のすき間から、やさしい光が差し込んでいました。
「ぼくは、神さまの子ども。それだけで、充分なんだ。」
「キリストを知れば知るほど、その偉大な力を通して、私たちが神に従う正しい生活を送るために必要なすべてのものをいただくことができるのです。そればかりかキリストは、ご自分の栄光と共に敬虔や品性をも、私たちに与えてくださるのです。」(ペテロの手紙�� 1:3 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
- こころのドキドキ・・・ (2025-09-03 06:25:39)
- 知恵のたね・・・ (2025-09-02 07:07:20)
- 心を向ける旅・・・ (2025-09-01 06:09:51)
- 「まず神さま」の練習・・・ (2025-08-31 06:02:29)
- きくことから はじまるチャレンジ・・・ (2025-08-30 06:28:54)
- こころの向き・・・ (2025-08-29 06:25:22)
- ゆるしの ひかり・・・ (2025-08-28 06:50:44)
- 確かなの約束・・・ (2025-08-27 05:38:00)
- とこしえのいわ・・・ (2025-08-26 06:06:19)
- 神さまにこころを向ける旅・・・ (2025-08-25 06:53:24)
