「主はいつくしみ深い方、 苦難に会うとき、身を寄せるべき場所だ。 主は、ご自分に信頼する者をすべて知っている。」(ナホム書 1:7 JCB)
「あんしんの ひみつの ばしょ」
きんたくんのこころは、あるひ もやもやのくもで いっぱいになりました。「どうしよう…」とおもうたびに、こころのなかに ふあんのかぜが びゅうびゅうふいて、「こわいよ…」とつぶやくたびに、よるのように まっくらになってしまいます。
どこにも あんしんできるばしょが ないようなきがして、きんたくんは ひとりで ちいさく まるくなっていました。
そのとき——ぽかぽかのひかりを まとった お助けマンが そっとあらわれました。
「きんたくん、だいじょうぶ。ぼくは ここにいるよ。」やさしいこえが、きんたくんのこころに ふわりと とどきました。
お助けマンは、きんたくんのとなりに すわって、いっしょに しずかに てをあわせました。
「まずは、神さまに こころをむけてみよう。こわいときも、わからないときも、神さまは きんたくんのことを ちゃんと しっていてくださるんだよ。」
きんたくんは、すこしずつ 祈ることを おぼえていきました。「神さま、いま ぼくは こわいです。どうしたらいいか わかりません。」そうつぶやくと、こころのなかに ちいさな ひかりが ともりました。
そのひかりは、だんだん あたたかくなって、ふあんやおそれよりも、ぽかぽかのぬくもりで こころを いっぱいにしてくれました。
そしてあるひ、きんたくんは ふあんで ないている おともだちに であいました。きんたくんは、そっととなりにすわって、「ぼくもね、こわかったんだよ。でもね、神さまは いつも いっしょにいてくれるんだって、しったんだ。」と、やさしく はなしました。
ふたりは いっしょに しずかに てをあわせて、ぽかぽかのひかりを こころに ともしました。
それは、あんしんの ひみつの ばしょ。どんなときも、神さまが そばにいてくださるばしょ。
きんたくんは、もう ひとりじゃないって わかりました。そして、だれかの そばに そっといることが、いちばんの おたすけになるんだって、しったのです。
「主はいつくしみ深い方、 苦難に会うとき、身を寄せるべき場所だ。 主は、ご自分に信頼する者をすべて知っている。」(ナホム書 1:7 JCB)
まず神さまに心を向ける練習をし続けていきましょう。あなたは神さまに愛されています。あなたの存在を感謝いたします。今日も一日主の祝福が豊かにありますように。
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