礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2023年3月5日「神の木につながる」
本日の聖書 ヨハネによる福音書15章5節
「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。
人がわたしにつながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。
わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」
宣教題 「神の木につながる」 牧師 新保雅雄
枝が木につながっているから、その枝は葉を茂らせ芽を出し、生きている証しとしての実をつける。さらにその実は、さらなる命を宿して、次の命につなげていく。枝には大きな力と使命がある
しかし枝が木から離れてしまい。木につながっていない枝になってしまうと、芽を出し葉をつけるという、大きな力や使命は、何もできず枯れてしまい、朽ちていずれ土に帰ってしまう。
芽を出す事も、花や実りを付けることも出来ない。その枝は結局、それ自身だけでは生きていけない。木には命への力がある。
枝と同様に、本来私たちも神につながっていて、大きな能力と使命が与えられている。それを発揮できるのは、命の源である神と信仰で結ばれることで、初めて可能になる。
木につながっていない、自分の力だけに頼るとき、必ず死という最後を迎え終わっていく。神につながっていない人間も、結局肉の思いによって堕落し滅びに向かう、枯れた枝になる。「宗教や神に頼るのは弱い者のすること」よく聞く言葉です。確かにそのとおりだと思う。神を信じる(つながる)ことは、枝としての自らの弱さと限界を、勇気をもって謙虚に認めることです。
強がりを言って弱さを隠すことは、決して強さではない。その弱さを正直に認めることが、本当の強さなのです。
人は自分だけで生きているのではない。沢山の人々に支えられて生きている。神につながることで、あなたは決して一人ではない、そのことを知ることができる。青々と茂った豊かな人生になる。
- 恐れる時にも・・・ (2025-05-04 06:32:10)
- 平和の王・・・ (2025-04-27 05:22:29)
- 祝イースター2025・・・ (2025-04-20 07:37:54)
- 謙遜な救い主・・・ (2025-04-13 07:20:00)
- 約束の地・・・ (2025-04-06 07:01:39)
- あなたは神さまに選ばれた人・・・ (2025-03-30 07:17:31)
- 誠の友に・・・ (2025-03-23 07:18:18)
- 神さまと一緒にいる恵み・・・ (2025-03-16 07:24:36)
- 安心の居場所・・・ (2025-03-09 17:15:25)
- 十字架の愛によって・・・ (2025-03-09 07:33:11)