本日の聖書 使徒言行録1章3〜5節
「イエスは苦難を受けた後、御自分が生きていることを、数多くの証拠を持って使徒たちに示し40日にわたって彼らに現れ、神の国について話された。そして、彼らと食事をされていたとき、こう命じられた。「エルサレムを離れず、前にわたしから聞いた。父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊によるバプテスマを授けられるからである。」」
宣教題 「準備の時」 牧師 新保雅雄
4月〜5月にかけて新緑の時、秋に樹木の葉が枯れて抜け落ち、長く寒い冬の間、枯れていたように見えた樹木から、若葉、青葉が美しく新芽を出す。人の目にうつる樹木は、一見死んでしまったかのように見える。、静かに春への命の準備がされています。自然界に一時目を留めて見て下さい。命の尊さ弱さ強さが見える。
神の働きも、この自然界における命の準備に例える事が出来る。神の国は主イエスの十字架の死後、木の葉が枯れ落ちてなくなるように見える。弟子達は、全てが終わってしまった絶望の中にいた。しかし、そこには次の時代へ続く準備がされていたのでした。
主イエスは、十字架の後、復活され40日間にわたって弟子達にその姿を確かな証拠を持って現されました。確かな証拠とは、手や足やわき腹の傷の跡を見せられ、神の国について宣教されました。
そして言われた「エルサレムを離れず前にわたしから聞いた、父の約束されたものを待ちなさい。ヨハネは水で洗礼を授けたが、あなたがたは間もなく聖霊による洗礼を授けられる」(使1:4)
主イエスの復活の後の40日間は、弟子達に神の国について教える40日でした。では神の国とはどういう国でしょうか?
「神の国は、見える形では来ない。「ここにある」「あそこにある」と言えるものでもない。実に、神の国はあなたがたの間にあるのだ。」(ルカ17:20)
あなたの間とは、あなたの心の中にあるということです。復活の後、主イエスは聖霊となられ、あなたの心の中を神の国として宿られるのです。祈りつつ主イエスが宿られる準備をしたい。
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