礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2021年12月19日 「主をお迎えする準備は」
本日の聖書 ルカによる福音書2章6〜7節
「ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み。布にくるんで飼い葉桶に寝かした。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。」
宣教題「主をお迎えする準備は」 牧師 新保雅雄
クリスマスイヴおめでとうございます!
今から約2020年前、神の子イエス・キリストは、イスラエルのベツレヘムと言う町の家畜小屋、その中の飼い葉桶の中にお生まれになりました。
飼い葉桶とは、家畜のえさ箱のことです。くさく、寒く、不潔な場所です。決して、生まれたばかりの赤ん坊にとって、祝福を受ける場所ではありません。
神の子なら豪華な神殿で、やわらかい高級な布団に包まれて生まれる。しかし、御子イエス・キリストは、飼い葉桶の中に生まれた。なぜなら「宿屋には彼らの泊まる場所がなかったから」です。
当時、ユダヤの人々は、住民登録をせよというローマ皇帝の命令によって、それぞれ自分の属する町へ帰って行きました。マリアも夫のヨセフと共に、ベツレヘムの町へ向かったのです。しかし、そこには沢山の帰省の人たちで泊まる宿屋もなく、民家の家畜小屋を借り、雨風をしのいだのでした。
今日、私たちは、御子イエスのお生まれになる場所を、用意しているでしょうか。私達は、あまりにも世のことに心とられ、自分のことだけで精いっぱいで、神の恵みさえも見えなくなっている。
2千年前のクリスマスも「マリアたちの泊まる場所がなかった」 どうか今宵、静かなイブの中で改めて自分自身を省みてください。
- ご連絡 (2024-01-01 17:44:01)
- 覚えてお祈りください (2023-10-22 06:55:49)
- 2023年9月17日「神の国はあなたの中に (2023-09-17 04:59:01)
- 2023年9月10日 「主に命を委ねます」 (2023-09-10 06:10:07)
- 2023年9月3日「御言葉の種を蒔き続ける」 (2023-09-03 05:09:24)
- 2023年8月27日 「子羊を守る」 (2023-08-27 06:55:13)
- 2023年7月16日「弱者の目線に立つ教会」 (2023-07-16 06:28:24)
- 2023年7月9日 「金で神の恵みを買う者たち」 (2023-07-09 06:43:30)
- 2023年7月2日 「この喜びを多くの人々に語りたい」 (2023-07-02 05:27:56)
- 2023年6月25日「主の名によって立って歩く」 (2023-06-25 05:17:17)