本日の聖書 マタイによる福音書8章26節
「イエスは言われた。「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、すっかり凪になった。」
宣教題「主が共におられる」 牧師 新保雅雄
主イエスは、弟子たちに向かって、ガリラヤ湖の向こう岸に行くように、指示されました。ここ湖畔には、主イエスによって病気を癒していただいた人々で溢れています。弟子たちにとってみれば、救い主の弟子として尊敬、歓迎され、ここは居心地の良い場所です。
ところが、主イエスは、こうした居心地の良い場所に、弟子たちが長く留まることを、許しませんでした。そして、弟子たちを追い立てるように、ここから向こう岸へ行くようにと言われました。
その時、律法学者が、主イエスに近付き言いました。「先生、あなたがおいでになる所なら、どこへでも従って参ります。」
主イエスは、答えました。「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。だが、人の子には枕する所もない。」
主イエスに従うことが、決して生易しいことでなく、寝る場所さえ無いほどの厳しさを覚悟しなければならないのだと、言われたのです。確かに、自分の心を、神に明け渡し、主イエスの導きに素直に従うことは、口で言うほど簡単なことではありません。
それでも、主イエスは、「わたしに従いなさい」、「向こう岸へ行きなさい」と、弟子たちに言われました。そして主イエスが舟に乗り込まれ弟子たちも従います。その時、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうです。弟子たちは、眠っている主イエスを起こすと訴えました。「主よ、助けてください。おぼれそうです。」
主イエスは、起き上がって、「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ」そう言われ風と湖をお叱りになると、嵐は止み、すっかり凪になったのです。主イエスの一声で風が止み、穏やかさが戻って来たのです。あなたの人生の船には、主イエスが共におられるのです。
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