礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2020年8月9日「日々新しく」
本日の聖書 マタイによる福音書9章17節
「新しいぶどう酒を古い革袋に入れる者はいない。そんなことをすれば、革袋は破れ、ぶどう酒は流れ出て、革袋もだめになる。新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。」
宣教題「日々新しく」 牧師 新保雅雄
主イエスは、福音を、どう受け止めるべきか、二つの例を語られました。いずれも新しいものと、古いものとの関係を言われています。
一つは、古い服が破れてしまったために、継ぎを当てる時のことです。この場合、わざわざ織りたての新しい布から布切れを取って、古い服に継ぎを当てますと、新しい布切れがちじみ、服を引き裂き、破れがいっそうひどくなると主イエスは言われます。
一度、洗濯して服が濡れ、乾き始める時に、織りたての布切れは収縮が大きいため、せっかく継ぎを当てても、回りの古い生地が引っ張られ、破れてしまうのです。
二つ目として、新しいぶどう酒を革袋に入れる時のことを語られました。この場合にも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れますと、革袋が破れ、せっかく中に入れたぶどう酒も、流れ出てしまうのです。
結果として革袋もぶどう酒も、両方とも失われてしまうのです。新しいぶどう酒は、発酵力が強く膨張する為、割れてしまうのです
神の愛を信じる者は、古い生き方から解放され、新しい歩みへと導びかれているのです。主イエスという新しいぶどう酒を受け入れることで、私たち自身が、新しい革袋に作り変えられるのです。
しかし、気が付かない内に、古い革袋は、弾力を失い、新しいぶどう酒を中に納められなくなるのです。無理に入れようとすると、袋が破けてしまうのです。ですから、主イエスの恵みと神の愛を、日々新たな思いで受け止めるためには、私たち自身も、日々新しく作り変えられることが必要なのです。
古い自身のままで主イエスの新しい教えを入れても、葛藤や迷いで自分自身が破けてしまうのです。
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