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礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2020年8月2日「あなたは招かれている」
投稿者 : church 投稿日時: 2020-08-02 07:44:10 (415 ヒット)

 本日の聖書 マタイによる福音書9章12節


「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。」

宣教題「あなたは招かれている」   牧師 新保雅雄

主イエスが、収税所の前を通り掛った時、マタイという人が収税所に座っていました。当時、徴税人は、人々から嫌われた存在でした。 

徴税人が徴税する金額は、徴税人に任せられていました。徴税人が、自分の考えで、多く集めることも、少なく集めることも出来たのです。そのため税金を水増しして徴収し、私腹を肥やしていました。徴税人は、人の弱みにつけ込んで儲けている様に思われました。

また、徴税人が嫌われる第二の理由としては、集めた税金はローマ帝国へ納められました。従って、ローマ帝国の手先であると見なされました。これらの点から、徴税人は、ユダヤ社会において、忌み嫌われ、神の救いに最も遠い存在と見なされていました。

そんな徴税人であるマタイに、主イエスは声を掛けてくださいました。そして「わたしに従いなさい」と言われたのです。

徴税人自身も、忌み嫌われ、救いに最も遠い存在であることを自覚していたことでしょう。金儲けはできるが、そのかわり神からさらに遠ざかっていくように思えた。同朋の友もいなかった。

「どうせ俺なんか神に愛されていない、」という思いを抱いていたマタイに、「わたしに従いなさい」と主イエスが声を掛けてくださった。するとマタイは、立ち上がり主イエスに従ったのです

主イエスの一言は、金に執着する自分を解き放ってくれたのです。

「こんな自分でも受け入れられている」 人は、自分を受け止め、受け入れ、話かけてくれる、また、話を聞いてくれる相手を必要としているのです。孤独からの救い。

マタイは、主イエスこそ、そういう方であると信じて、従ったのです。罪人や徴税人こそ、神の助けを必要としているではないかと、主イエスは言われているのです。

「医者を必要とするのは、丈夫な人ではなく病人である。」


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