礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2020年7月26日「犠牲」
本日の聖書 マタイによる福音書8章34節
「イエスを見ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った」
宣教題「犠牲」 牧師 新保雅雄
主イエスたち一行が、ガリラヤ湖の向こう岸、ガダラ人の地方に着いた時のことです。主イエスを迎えたのは、悪霊に取りつかれた二人だけです。舟で渡る前は、主イエスたちは、大勢の群衆に取り囲まれていました。ところが渡った岸では、歓迎されませんでした。
主イエスを出迎えたのは、墓場から出て来た、悪霊に取りつかれた二人でした。彼らは、非常に凶暴なので、墓場に隔離された状態になっていたのです。
悪霊たちは、餌をあさっていた豚の群れを指して、主イエスに、こう願い出ました。「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ」「我々を追い出すのなら、あの豚の中にやってくれ。」
主イエスは、この悪霊の願いを聞き入れられました。そして、悪霊に向かって、主イエスは、「行け」と言われたので、悪霊たちは、抵抗することもなく、二人から出て、豚の中に入り、豚はみな、崖を下って湖になだれ込み、死んでしまったのです。
これを見ていた豚飼いたちは、町に行って、このことを知らせました。このいきさつを知った町の人は、主イエスに、この地から出て行ってもらいたいと言ったのです。せっかく、主イエスは、悪霊を追い出し、町に平和をもたらしたのです。それなのに、町の人たちは、主イエスを追い出そうとしているのです。
この町の人々は、悪霊に取りつかれ、苦しんでいる人がいても、犠牲を払ってでも、何とか悪霊を追い出し、その人を救おうという心を持っていません。自分たちの利益が優先するのでした。
一方、主イエスは、苦しむ人をほうっておくことはされません。自己を犠牲にしてまでも私たちを救われる。ここに神の愛があります。
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