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礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2018年6月10日「宝のあるところに心もある」
投稿者 : church 投稿日時: 2018-06-10 07:23:28 (771 ヒット)

 本日の聖書  マタイによる福音書6章19〜21節

「あなたがたは地上に富を積んではならない。そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。富は、天に積みなさい。そこでは、虫が食うことも、さび付くこともなく、また、盗人が忍び込むことも盗み出すこともない。

あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」

宣教題「宝のあるところに心もある」 牧師 新保雅雄

富とは、誰もが追い求めるものです。富をどれだけ多く溜め込めるか、これが人生の生きがい、この為に小さなときから努力して、生きていると言ってもいいかもしれません。

皆さんにとっての富とは、なんでしょうか? お金であったり、家屋敷、不動産、宝石といった財物、あるいは地位や名誉、権力でしょうか。まだまだ沢山あります。数え上げたらキリがありません。 

もし皆さんが聖書を知らないで人生を送るとすれば、当たり前に地上に富を積んでいたでしょう。そして手に入れた富は、決して離さないで自分の倉にしまいこむ。地上に富を積むとは、自分の倉にしまいこんで自分の為にだけ使うことなんです。ですから富とは地上の宝物であり。離さないでしまいこむ、離したくないものなんです。

主イエスは、「地上に富を積んではならない。」と言われました。なぜなら、「そこでは、虫が食ったり、さびついたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。」からです。

富は自分のものとしてあるのであって、他人へ分け与える事ができない。そのことを虫が食ったりさびつくと言われています。またその富を狙って人は、騙し、恨み、奪いあい、末には殺人まで起こします。地上に富を積むことに心を向けすぎると平安はありません。

主イエスは言われます、「自分を愛すように、あなたの隣人を愛しなさい。」そして「あなたの富のあるところに、あなたの心もあるのだ。」と言われました。天に富を積むとは、愛を積むということなのです。愛を宝物にするということなんです。


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