本日の聖書 マタイによる福音書1章18〜21節
イエス・キリストの誕生の次第は次のようであった。母マリアはヨセフと婚約していたが、二人が一緒になる前に、聖霊によって身ごもっていることが明らかになった。夫ヨセフは正しい人であったので、マリアのことを表ざたにするのを望まず、ひそかに縁を切ろうと決心した。このように考えていると、主の天使が夢に現れて言った。「ダビデの子ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。マリアの胎の子は聖霊によって宿ったのである。マリアは男の子を産む。その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである。」
宣教題「恐れず受け入れる」 牧師 新保雅雄
「神様が共にいて下さる」ということは、天使がヨセフに告げたように、恐れなくて良いということなのです。目の前に大きな困難があっても、恐れず一歩を踏み出しなさいということです。
この時ヨセフは恐れていました。マリアとヨセフは、婚約の身であり、子供を身ごもるということが、当時の社会では大きな罪を背負っていくことになります。ヨセフは迷いました。自分はマリアと関係していないことを表ざたにして、マリアを石打ちの刑にするのか。それとも表ざたにしないで密かに離縁してしまうか。
身ごもるマリアを受け入れて、本当にマリアとそのお腹の子を愛していけるのだろうか。それは無理なことです。ヨセフは世間の目を恐れていたのです。やはり、このまま静かに離縁しょう。
そう思いめぐらしているとき「ヨセフ、恐れず妻マリアを迎え入れなさい。」その恐れの中でヨセフは、天使からお告げを聞いたのです。そしてこれからの困難であろう人生を選んでいくのです。
私たちは、明日に対して、あまり明るい見通しを持っていないかもしれません。しかし天使は告げるのです。「神は我らと共におられる」私共の明日は、神様の御手の中にあり、今日も明日も、私たちと共にいて下さる。だから「恐れることはない」のです。
あなたは一人ではないのだから、クリスマス感謝、感謝・・・
- こころのドキドキ・・・ (2025-09-03 06:25:39)
- 知恵のたね・・・ (2025-09-02 07:07:20)
- 心を向ける旅・・・ (2025-09-01 06:09:51)
- 「まず神さま」の練習・・・ (2025-08-31 06:02:29)
- きくことから はじまるチャレンジ・・・ (2025-08-30 06:28:54)
- こころの向き・・・ (2025-08-29 06:25:22)
- ゆるしの ひかり・・・ (2025-08-28 06:50:44)
- 確かなの約束・・・ (2025-08-27 05:38:00)
- とこしえのいわ・・・ (2025-08-26 06:06:19)
- 神さまにこころを向ける旅・・・ (2025-08-25 06:53:24)