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礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2015年12月6日「左の頬を向けなさい」
投稿者 : church 投稿日時: 2015-12-06 06:14:09 (886 ヒット)

本日の聖書 マタイによる福音書5章38、39節

「あなたがたも聞いているとおり、『目には目を、歯には歯を』と命じられている。しかし、わたしは言っておく。悪人に手向かってはならない。だれかが、あなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」

宣教題「左の頬を向けなさい」   牧師 新保雅雄

本日の聖句は「目には目を、歯には歯を」という信仰者でなくとも知っている有名な教えです。この戒めは、しばしば報復や復讐を助長する戒めとして誤解されています。しかし、この御言葉は、報復や復讐に歯止めを掛け、一定の限度を設けることが目的なのです。

目に危害を加えられた場合には、相手の目に危害を加える以上のことをしてはいけない。歯に危害を加えられた場合にも、相手の歯に危害を加える以上のことを、してはならないということなのです。

人間の怒りというのは、勢い余ってしまうものです。相手にやられた以上に、報復しようとします。一発殴られたら、三発にして殴り返す。目に危害を加えられたら、耳にも口にも危害を加えようとする。

そうなれば、相手も黙ってはいないでしょう。それ以上に、やり返して来る。そうしてエスカレートして、悲惨な結果を招くことになるのです。

これに対して、主イエスは、「しかし、わたしは言っておく」、「悪人に手向かってはならない」言われます。すなわち、復讐、報復の程度問題でなく、復讐、報復そのものを、主イエスは禁じられたのです。

この後、具体的な例を挙げられました。その一つ、右の頬を打たれたならば、叩き返すのでなく、左の頬をも向けなさいと言われます。

その姿は、十字架に向かう主イエスの姿を思い起こさせます。馬鹿にされても、唾を浴びせられても、主イエスは、逃げ隠れすることなく、ひたすら、十字架への道を歩み切られたのです。その時何が起きたのでしょうか。救いが完成するのです。


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