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(新保牧師携帯)
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礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2015年4月12日「私のために祈られる主」
投稿者 : church 投稿日時: 2015-04-12 07:18:31 (986 ヒット)

本日の聖書  ルカによる福音書22章31〜32節

「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

宣教題 「私のために祈られる主」   牧師 新保雅雄

主イエスは、「最後の晩餐」の席で筆頭の弟子であるペトロに言いました「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のようにふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。」今神によって弟子たちの信仰の真価が試されようとしています。

信仰生活は、山あり谷あり、決して平らではない。残念ながら信仰があっても世の試練や困難から、全て解放される訳ではありません。時として厳しい現実を前にして、信仰の挫折を経験することもあります。主イエスが逮捕された時、弟子達は全員逃げてしまったことが示しています

私たちは、どうでしょうか。世の試練に耐えて主イエスに付き従うことが本当に出来ているでしょうか。私達も弟子達の様に、主イエスに背を向け、我が身を守ろうとする弱さを誰もが持っているのではないか。

主イエスは、そんな弟子たちに、「しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。」と言われています。

対してペトロは、「御一緒なら、牢に入っても死んでもよいと覚悟しています。」そして主イエスは、「あなたは、今日、鶏が鳴くまでに、三度わたしを知らないと言うだろう。」と言われました。

実に、私たちの信仰の歩みは、平坦ではありません。時には、主イエスを知らないと言ったり、神に背を向けてしまうこともあるのです。

それでも主イエスは、決して私たちを見捨てられない。それどころか、私たちの信仰が、無くならないように祈っていて下さるのです。どうか兄弟姉妹たち、弱い自分を隠すのではなく、かえって主イエスに、本当の自身の信仰を正直に、告白してみたらどうだろうか。


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