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礼拝説教要旨
礼拝説教要旨 : 2011年11月6日 「あなたは、何が見えるのか」
投稿者 : church 投稿日時: 2011-11-06 07:37:42 (2514 ヒット)

聖書 マルコによる福音書8章25、26節

イエスがもう一度両手をその目に当てられると、よく見えてきていやされ、何でもはっきり見えるようになった。イエスは「この村に入ってはいけない」と言って、その人を家に帰された。

宣教題 『あなたは、何が見えるのか』    

主イエスと弟子達は、ベトサイダという村に着きました。この村に目の見えない人がいました。友人が、彼を主イエスの所に連れてきたのです。そして主イエスが、彼の目に手を当てると、ぼんやり「人が見える」ようになりました。更に主イエスが手を当てると、今度は「何でもはっきり見えるようになった」のです。

それから主イエスは、弟子たちに「人々は、私のことを何者だと言っているか」と質問しました。弟子たちは「洗礼者ヨハネだ」、「エリヤだ」、「預言者だ」という村の人々の声を報告しました。

主イエスは、弟子達にさらに質問されました。「それでは、あなたがたはわたしを何者だと言うのか」今度は、弟子たち自身の思いを聞いたのです。ペトロが弟子を代表して「あなたは、メシアです」と答えました。メシアとは、救い主、キリストのことです。

そして、主イエスは、自分のことを誰にも話さないようにと、弟子たちに言われました。確かに、主イエスは、ペトロが答えた通りメシア、救い主です。しかし、どのようなメシア、救い主であるか、ペトロ達は、まだ理解出来ていないのです。

主イエスは言われます。まだ十字架の時が来ていない。だから「復活するまで誰にも話してはいけない」9:9 救いの為には、主イエスの十字架の死という、大きな犠牲があるのです。 

本当の救いとは、今ある目先の問題が、ただぼんやりと解決するだけではない。「今まで神が見えなかった人が、神が見えるようになること」そして神が見えるようになったとき「人生の希望の光を、はっきりと見れるようになる」ことなのです。その全てが十字架と復活によってなしえる。ここに救いがあるのです。


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